まろやかな日々
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2002年08月08日(木) きぬ@和装

今日は末広がりの、いい日。
和装の前撮りをしました。念願の。
この日の為に、前日にはネイルとエステに行ったんだよ。
もう、気合いは入りまくりです。

しっかりと腹ごしらえして、現場に行きました。
だって、いっぱい着るもんね。
白無垢と、色打掛と黒の引き振袖。
ワクワクです。

写真館に着くと、さっそく着付けが始まりました。
「お嬢様、どうぞ」
その言い方にビックリ!
彼は「新郎さま」なのに。
今日はお祝い事で、特別な日だからいいのだそう。
彼に「お嬢様は子どもなんだよ」って、からかわれました☆

メイクは、宝塚のようでした。
白というより、ピンクに近い白粉
目元もクッキリ縁を取って、付けまつげ!!!
私のまつげは、結構長くてボリュームもある方なのに。
それでも足りないの?
ひえ〜。初めてだよ〜。
しかも、付けたまつげのボリュームといったら。
それで蚊を叩けるくらいなんだよ。
出来上がったメイクは宝塚そのもので、とっても心配になりました。
ホントに大丈夫なのかなぁ。。。

メイクの後は、カツラです。
髪をキッチリとまとめて、カツラを乗せました。
すると、耳もとでカチカチッ☆と音がします。
このアジャスターで頭に合わせていくのです。
おかげで、このカツラの重いこと。
時代劇のカツラは当然特注なので、もっともっと軽いらしいです。

最初の衣装は白無垢に綿帽子です。
カツラと衣装でバランスはどうにか取れたものの、やはりまつげが気になります。
でも、プロを信じて
いざ、撮影!

あち〜。。。
スタジオは、とっても暑いのです。
照明も強いし、衣装は重いし。
しかも、私たちの位置を決めると
カメラマンさんが、衣装の柄がキレイに出るようにクリップで留めていくのです。
それで衣装がカラダに密着して熱が籠って、余計に暑く感じるのでした。
カメラマンさんは女性で、男性のアシスタントが付いていました。
色々なカットで、デジカメもスチールも使って沢山撮ってくれました。
しかし、暑い。
私は、顔が汗をかきやすいので
気が付くと、メイクさんがこまめに汗を拭いてくれました。
冷房も強めにしてもらいました。

色打掛、黒の引き振袖と
順調に撮影は進みました。
最初は表情も固かったのですが、彼とハナシをしているうちに和んできました。
だって彼が、面白い顔をした後で
「俺の顔を思い出すんだ!」って撮影の度に言うのだもの。
おかげで、いいのが撮れました。
相変わらず、暑かったけれど。
しかも、だんだんカツラに圧迫されて
コメカミが痛くなってきたんだよ。
なので、最後の写真の笑顔は
取って付けたようだったかも。
終わって、全部外した時の爽快感はたまらなかったです。

着替えを済ませると、デジカメで撮った写真はPCで見られるようになっていました。
その中で好きな写真を選び、スチールを現像してアルバムにするのだそうです。
意外や意外、なかなかよく撮れていました。
付けまつげも自然なカンジで。
それが一番心配だったのだもの。
とっても安心して写真を選べました。
1ヶ月後に出来上がるそうです。
安いところを選んだはずなのに、最終的には結構な出費。
でも、仕方ないか。
好きなコトは全部出来たしね。

帰り道で、彼が
「ホントは和装やりたかったよね。。。ごめんね」と言いました。
でも今回の撮影で、私は本当に満足したのです。
あの衣装の重さ。
あれを着て、お式から
場合によっては披露宴まで、こなさないといけないのです。
参る。本当に。
ずっと笑顔でいる自信ないよ。
だから、写真でちょうどよかった。
心配する必要なんてないよ。
当日が、本当に楽しみになってきました。



あの頃私は。。。

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
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