まろやかな日々
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2002年04月15日(月) きぬ@ピアス

今日、仕事中に
片方のピアスがなくなっていることに気が付きました。
どこでなくしたのか、全く解りません。
なくなる時だったのかもしれないけれど。
でも、私にとってそのピアスは特別だったから
本当に悲しいのです。

私がピアスを開けたのは、高校の卒業式の次の日です。
その頃、親には反対されていたけれど付き合っている人がいました。
「結婚しよう」って言っていました。
けれど、その年の7月に
事情があって、逢うことも電話することも出来なくなってしまったのです。
それで当時していたアルバイトのお給料で、初めて自分のためにピアスを買ったのでした。
1人に負けないために。
1人でも、頑張っていけるように。
何度も何度も足を運んで選んだそのピアスは、その時から私のお守りになりました。

その後、いろいろなピアスを手にしたけれど
ここまでしっくり馴染んだものはありません。
金の月と星のピアス。
あれからいろんな人と出会って、いろんなコトがあったけれど
ずっと側で、私を支えてくれました。
1人でも大丈夫になりたい。
ずっとそう思っていました。
でももしかしたら、もう1人じゃなくてもいいのかもしれません。
だから、役目が終わったということなんだよね。
2人で、一緒に頑張りなさいってことだよね。
そう思っていくよ。
お守りのカケラのもう片方は、大切にしまっておくからね。




あの頃私は。。。

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
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