ぴんよろ日記
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2013年11月02日(土) 芽吹き

 昨日は佐世保の「武学研究会」へ。ダイヤ変更だったのか、ネットで見た時刻表が間違っていたのか、はたまた単なる自分の大ボケかはわからないが、行きは超鈍行に乗って30分遅れ、帰りも最終に間に合わない!と思って会の途中で失礼してタクシーに飛び乗ったはいいが、発車は30分後。計1時間を「損」したことになってしまったが、それでも…実質滞在時間1時間半でも、光岡先生から教えていただいたことはあまりにも大きかった。いまの自分が、心と身体の底から必要としていることの第一歩を受け取ったような。それがなにかは、言ってしまえば、簡単な(でもやろうとすると難しい)身体の動き、型、なので、だからどうしたと言われればそれまでだが、それを必要とするに至った自分の中のあれこれと、その動きが持つ、その動きがその動きになるための膨大ななにかが、がっちりスパークしたというところだろう。そしてすべてのものごとは、きっとこういうことだから、人とその時期によって、必要とする本や音楽や、思想、信仰、その他もろもろは、違うのだから、人とおなじものを求めても、あるいはやみくもに「いいわよ〜」と勧めても、なにも生みはしない。

 庭に水仙の芽がたくさん。もともとあったものもあるが、いくつかは、いまやどっかの残土で固く埋められてしまったとなりの土地のもの。工事が始まったころ、青々と茂っていた水仙たち…翌日にはその兄弟が無惨に踏みつけられ、掘り返され、埋められてしまったいくつかの束を、うちに移植したものだ。どうぞ元気に咲いてください!


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