ぴんよろ日記
DiaryINDEX|past|will
ヒコ8歳。毎年思うが、人間が8歳になるには、8年かかる。 そんな朝、3歳半のミサキンは、初めてのパンツ登園。最近だいぶパンツの時間が延びた。脱おむつ中。 そして隣の土地の工事が終了した模様。これから家の工事が待っているが、そんなものは、ノイローゼ寸前まで悩まされた、夏の巨大重機の音と振動に比べたらかわいいもの…のはず。
先週の木曜日には、初めての「いまを楽しむ『長崎歳時記』」講座だった。これまでも人前で話したことがないわけではないけれど、これほど密度の高いものではなかった。講座が近づいてテキストなど作り込むにつれ、いったいこれは、自分以外の人にも面白いと思えるものなんだろうかと不安まみれになってきて、3日くらい前から講座の夢ばっかり見た。そして実際に話している間も、とにかく自分にはこんなふうにおもしろい…と、息継ぎもしない感じでぶっ飛ばして酸欠寸前で話し続けるしかなかったが、結果としては、なんとか楽しんでもらえたようで、ホッとした。数少ない受講生のひとりは、これまで数々の公民館講座などを受けまくってきた父だったが「娘だからというのではなく、いちばん面白かった」と言ってくれたので、これはもう、ますます自分がやりたいようにやっていこう、と、なんかひとつ、あれやこれやもあわせ、たしかに扉が開いた秋の空である。
|