おとといの朝だったか、あれ?秋?という匂いがした。もちろんそれはたちまち暑さに回収されていったけれど、たしかに匂った。そして昨日も、ちらっと匂って、でも昼間があまりに暑くて、「それは嘘だ」といわれれば、かなり弱気になりそうなくらいだったが、今朝はもう、絶対に、7時前の庭には、秋が立っていた。 そんな庭に、初めて見る若くてきれいな黒猫がいた。シュッと逃げていったけれど、とってもきれいだった。 いつもゴチャゴチャ物を置いてしまっている窓際の棚を片付けて、直売所で買った小さなお供えセットと盆花を飾る。住みはじめて3年の我が家には、直接帰ってくる仏さまはいないが、ゴルさん(昔飼ってた猫)とか、じいちゃんとか、ちょっと寄り道してくれるかもしれない。