ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2013年06月25日(火) 時代、時間。

 賑橋のそばの「眼銀珈琲店」に、30年近く前の「ザ・ながさき」が何冊もあって、コーヒー1杯飲みながら2冊読んだ。何度も何度も目をみはったり、笑いがこみ上げたり、とにかくいろんな意味であまりにも面白い。そしてたった30年なのに、時代の感覚や密度が、圧倒的にどうしようもなく違っていて、それもまたあまりに面白い。30年でもこうなのだから、親や祖父母さえ生まれていないころの歴史なんていうものを、その時の自分の感覚で考えたり判断したりするのは、まったくもって大間違いなのだとわかる。

 時代だけでなく、いま、この時の時間の感覚にしても、その人のありようひとつで、まったく違う。自分から見たら信じられない質量の仕事をしている人がいるとしたら、能力の問題もあるだろうけど、きっと時間の流れも違うんだと思う。「バイクですっころぶ一瞬がものすごく長くなる」ような感じの時間の伸縮を、自分で作り出せているのだ。

 あー、またヒコがゾロゾロ友だち連れてきた…。


トンビ |MAILHomePage