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ぴんよろ日記 DiaryINDEX|past|will
「ながさきのみつけかた」(西日本新聞長崎版連載)で、東松照明さんについてのことを書こうと思った。東松さんの写真からは、いまだ大量に消化しきれない、あまりにもいろいろなことをいただいたので、亡くなったと聞いても、日記にもツイッターにも書く気がしなかった。いまでもぜんぜん書ききれないのだけど、連載の読者と想定されている若い人たちにも東松さんの写真を見てほしいので、書けることだけ書いた。そのために、3年前の写真展の図録を確かめたかったのだけど、持っていない。なんで買わなかったんだろう、ひどい金欠だったのかな、などと思いつつ、昨日、美術館に行った。あったら買おうと思ったけど、もう売っていなかった。閲覧用の図録を開き、確かめたかった写真を探して、ほかのページもパラパラとめくった。そしてわかった。どうして図録を持っていなかったかが。その時の気持ちがよみがえってきた。
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