ぴんよろ日記
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おわった…本当におわっただよ、夏休みが…。(大感慨)
静かな朝、ミサキンもちょっと早めに送って、おすわさんへ。ずいぶん昔に買った中古のフィルムカメラを持って。たしかレンズが傷ついてて、常にソフトフォーカスな感じでしか撮れないのだけど、あらためて試し撮り。 また、長崎について、ゼロから歩いてみたいという気持ちがあって、その時の写真はもう、デジカメじゃないような気がした。デジカメで写るものを見ようとはしていないというか、写真としてはハッキリとさえ写っていなくていいというか。 こういう時の「そんな気がする」感じって、まったくもってあやふやで説明不能なのに、絶対ゆずらない強さがある。だからついて行くしかない。
本の作業やらなにやらで、日記が追いつかなかったのだが、この夏は、大切なひとことに出会うことができた。岡野さんの映画(「ペコロスの母に会いにいく」)の「総決起集会」で、監督の森崎東さんが、ある質問の最後に、ボソリと付け足して言われたことば。質問者さえ、聞いてはいなかったかもしれない、ひとりごとのような、ひとこと。パーティなんて苦手なはずなのに、しかもダンナが仕事だったから子ども2人も連れて行かなくてはいけなかったのに、これまた「行った方がいいような気がする」と「内なる頑固者」が言い張るので従ったのだが、つまりはこのひとことを受け取るためだったのだ!とわかった。
「長崎ほど深い井戸はない」
井の中の蛙、結構。私は井戸掘りである。
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