ぴんよろ日記
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2012年08月05日(日) チャージ、ロス、チャージ。

 昨日は久しぶりに海で泳いだ。ミサキンが小さすぎたりなんだりで、3年ぶりくらいかもしれない。脇岬を目指し、ぜんぜん泳いでる人いないなぁと思ったら、遊泳禁止だった。でも、海のそばのカフェには行きたかったので、グリーンカレーとフォーを食べ、長崎方面へ戻りつつ、こぢんまりとした岳路で泳ぐ。ミサキンに吸われて痩せてはいるが、体脂肪率は高いようで、よく浮いた。ちょっと泳いでは、プカプカと浮いて、空を眺めた。人から見たら「死体!?」って感じだったと思うくらいに。海はほんとうに気持ちがいい。死体のように浮いていたら、生と死の境目って、やっぱり、あんまりないと思える。海の波の、高いとこか低いとこか、それくらいの違いだと思う。
 ミサキンはまったく入らず。体脂肪率の低いヒコはあいかわらず青いくちびる。

 夕方、数日前から目の手術で入院しているダンナ母を見舞ったら「患者様」という「素敵な役」がガッチリ彼女の心を捉えていた。「ネガティブさ全肯定&悲劇の姫モード」全開バリバリ。「あなたたちが何を言っても、なーんにも聞くもんですか。ほら、私って、入院患者様だモン。プン!あたしが全部正しいのよん!」そのはまりっぷりが、恐ろしいほど。ダンナ母がどうのこうの、というのを通り越して、「人間って、役次第で、こうも堂々としちゃうんだなぁ」と、大女優を見てる感あり。しかし現実としては、ダンナとふたり、ぐったり消耗したので、しみじみと一口餃子をつまみに行く。運良く「宝雲亭の2階」に座ることができて、これまた哺乳類期の餃子禁欲を乗り越え、2年半ぶりの味を堪能して、なんとかチャージ。

 それにしても、家に犬(ダンナ母と暮らす老シーズー)がいる…。私は、犬の、あの、常にこちらのことを気にしているような視線にいまひとつ慣れないが、本人は、いつもは連れて行ってもらえない散歩もできて快適そう。…あぁ、しかし、これを書いているいまも、背中に視線が…。


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