ぴんよろ日記
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2012年05月11日(金) 波に帰るまで

 毎日ぜんぜん帰って来ないヒコ。ランドセルを置きにくるのももどかしい感じで出て行く。そして帰って来ない。これまでよほどエネルギーが余ってたんだ。大変だったね。これからどんどん自由になれるね。赤ちゃんのときから、ヒコを見ながらなんとなく「いつもどっか旅行したりして、時々帰ってきて話を聞かせてくれればいいよ」って思わずにはいられなかったけど、たぶんその通りの人なんだろうな。
 ダンナが4日間出張していたけれど、もう、そんなに疲れなかった。ヒコと私の風通しが良くなったんだと思う。あぁよかった。世のお母さんたちは「でもちょっと寂しい」って思うのかもしれないが、私は1ミリも思わない。もう腹いっぱい付き合ったから。これからの付き合い方のほうが楽しみだし、楽しそうだから。ヒコへの教育方針は、早くも「健闘と無事を祈る」に決定。

 今日は番組の取材。水族館で魚を撮ったり、船に乗って海底を見たりした。海のそばって、やっぱり落ち着く。今は山の上に住んでいて、これはこれで、鳥みたいですごく気持ちがいいし、いろんな意味で自分に必要な環境だと思うけれど、海のそばに行くと「いつか帰りたい」という気持ちがよぎる。…帰りたいというより「いずれは帰るだろうし」というような感じ。それが生きているうちかどうかは定かじゃないけれど、最終的に「帰る」のは、波のあいだのような気しかしない。波に帰るまでの、トンビ人生。


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