ぴんよろ日記
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2011年11月25日(金) シーグラス考

 朝から取材で野母崎へ。昼過ぎに終わったので、近くのお店でお刺身定食を食べて、脇岬の浜でボーッとした。このへんは、脇岬縄文人の骨が出たあたり。つまり縄文人とおなじ海を眺めてるんだなー、と思いながら、極力ぼんやりしようと思いつつ、気付いたらギラギラとシーグラスを拾っている貧乏性。
 シーグラスって、これまで拾いに拾ってるけど、それでなにかを作ったことはない。世の中にあるシーグラスで作ったもので、あんまり好きなものはないし、自分でもまだ好きなものを作れそうにない。シーグラスで作ったものって、一種独特の雰囲気があって、私はあまりそれが好きじゃないのだ。私にとっては余計な「自然派感」が漂ってるというか。流木と組み合わせたものなんて、もはや嫌いだ。お店やなにかにあるのはかまわないけど、自分の家には存在させないぞ…と言いつつ、ヒコやミサキンが保育園や学校で写真立てとか作ってきたりしたら、ありがたく飾るのだろうな。
 しかし今日のシーグラスは、私好みの小粒なものや、あまり見かけない色のもの、字が入ったものなど、収穫多し。シーグラスって不思議だ。元はと言えば人が作ったものなのに、波に洗われないと完成しないし、いつどこからやってきたものなのかもわからない。作ろうと思ってできるものでもない(世には作られた『養殖シーグラス』もあるみたいだが)。人と自然の間の波打ち際に現れるヘンなもの。どちらのものでもない、どちらにも帰れないというような、独特の存在感。木の箱にたくさんためてる彼らを使って、いつかなにか作りたい。


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