ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2011年03月18日(金) 任せとけ!と。

 地震から一週間。地震のニュースや映像を見ると、なんだかもう、頭がビリビリする。そしてこれでもかと流れるACのおりこうさんCMが、無性に腹立たしくなる。だから定時のニュースだけちょっとつけて消す。新聞はもともと取ってないからいいけど、何日か前に実家で見て、黒ベタの見出しだけで具合が悪くなってしまった。
 原発は、そのものも怖いけれど、テレビに出てきてそれを語る人々の様子や内容もまた怖い。どんだけ裏を読めばいいのか…と。「直ちに健康被害出るレベルではない」かもしれない。でも、原爆の体験記など読めば「元気だった人、見た目ではけがも何もしていなかったような人が、バタバタと倒れていきました」というようなことがいくらでも出てくる。血が止まらないとか、斑点が浮き出るとか、年頃の娘さんの髪がごっそり抜けるとか、そういうようなのがいっぱい出てくるのだ。放射能の怖さとはそういうことなのだから、「直ちに」というひとことだけ取っても、疑ってかかるほかない。そしてこれから恐ろしいのは、よそから見ればおなじ町の「長崎」の中でも、原爆や被曝者に対する差別的な感情が深く強く存在したというようなことだ。そういうことについて、悲しいかな日本人は「得意」なので、ボランティアや義援金も大切だろうけど、心しておかなくては、と思う。

 しかし、なにはともあれ日常生活。昨日はヒコの髪を切りにいった。どんなオーダー(だいたい仮面ライダーの登場人物)をするかと思えば、意外にも「仮面ライダーバースをやってる男くさい人」だった。上部がツンツン立った短髪。これまで長髪ベースの要セットなもの(つまり不可能なもの)ばかり注文されていた美容師のお兄さん(いつもiPhoneで「仮面ライダー」と検索させられる)が「おっ!これなら任せとけ!」と、バシバシ切ってくれて、本当にそっくりになった。ヒコ大喜び。
 それにしてもこないだ私もそこで髪を切ったが、そのとき「このへんの飲食店事情」の話になり、「お寿司屋さんも結構なくなりましたよね」「あぁ…店で吊っちゃった…っていうのもありましたよ…」という、かなりつらい話も聞いた。「たぶんあの店だ…」と思うところがあるのだが、そこには、私のような素人でもわかるような、なんとも言えない空気が漂ってしまっている。一段暗くてよどんでいるような…。早くお清めしたほうがいいのでは…。
 


トンビ |MAILHomePage