ぴんよろ日記
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2011年03月14日(月) 大切な機能

 地震の次の日の夜、テレビがずーっと地震一色で、私はそれでもいい(or消す)と思っていたのだけど、なにを思ったのか(たぶん深い意味はない)ダンナが大晦日に録画しておいた「笑ってはいけない」の続きを見はじめた。6時間もあるので、これまでちょっとずつ見ていて、その残り。私はそれまでのぶんを見る時は、ぜんぜん真面目に見てなくて、むしろ「またしょーもないものを…」というノリだったのだが、この時は、気がついたら食い入るように見て、笑っていた。いつもは笑わないようなとこでもおかしくてたまらなかった。たぶん、それまでずーっと、恐ろしい事実や映像を見続けていたから、笑いたかったのだろう。自分の身に直接なにかが起こったわけではないけれど、あまりにものことだったから、心身が緊張しっぱなしだったみたいだ。「笑い」っていうのは、生きるということにとって、娯楽でもおまけでもなんでもなくて、命を支える大切な機能のひとつなのだろうと思った。

 それにしても福島の原発が気になるし、おそろしい。テレビを見れば見るほど「どんだけ言ってないことあるんだよ!」としか思いようがないし、それじゃなくても知るべき、考えるべきことは山ほどあろうに、早くも被災地で「いまのお気持ちは?」とかやってるし!もうっ!犬でももっとマシなもん拾ってくるぞ!

 今度の地震では、ほんとうにいろんなことがいろんなレベルで試されるのだと思う。そして、これまで「必要だと思われつつ存在していた余計なもの」が、これまたあらゆるレベルでどんどん浮かび上がってくるはずだし、その一方では、久しく顧みられなかった大切なものも、現れてくる。


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