ぴんよろ日記
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2010年10月04日(月) 山に登って見渡して

 昨日の庭見せは、ミサキングさんをスリングで抱えて、2人で回った。ダンナとヒコはベンツくんの足回りのバネを換えに朝早くから福岡へ行った。お昼ごろには中国領事館前で行われていた右翼の凱旋を電話中継してくれた。すごいボリューム!さすがのヒコも固まっていたらしい。
 庭見せは、最近流行りの「大会場で一気に」方式の町は少なく、あちこちの家や店がそれぞれに飾り付けられていて見ごたえがあった。中国領事館前の右翼ほどではないが、アーケードにはシャギリがガンガンかかっていた。それがどうしようもなく気持ちいい。よく「血が騒ぐ」っていうけど、それとはまたちょっと違う、ベーシックな部分のもの。「地球人だから地球の酸素がおいしい!」というような感じだ。

 「くんちで血が騒ぐ」ことに関しては、この町や祭の成り立ちから、屈折した見方、言い方をする人も多いけれど、そしてそれが御説ごもっとも真実でござるかもしれないけれど、じゃぁどこまで正しければいいんだ。楽しきゃいいとも言わないけれど、正しけりゃいいのか?あなたの説に従って、みんなが神妙な顔して反省すればそれで満足なのかい?と思う。

 あと「長崎ではくんちが云々」というような話が始まると、「長崎の人はすぐ『長崎』って言うけど、佐世保だって長崎でしょう」的な「正しい」イチャモンをつけたがるのも困る。肌感覚の話に行政区分で水を差す。そりゃ正しいさ、正しいけど、違うだろう!違うってわかるだろう!
 そのへんでいちばん高い山に登って、パッと見渡せるくらいのエリアが、人が話をするときの地名の範囲だと思う。どんなに合併したって、グーグルで見れたって、人の大きさはせいぜい50cmから2mのあいだ。感覚として把握できる範囲は限られている。

 銅座町にさしかかったあたりでお腹が減りすぎてつらくなってきたので、気楽なお寿司屋さんを覗いたが、考えることは皆おなじらしく満席。そこでおにぎりの「かに家」へ。赤ん坊を抱えた女がひとりなので、当然「お持ち帰りですか〜?」と声をかけられつつ、串焼き4本と生ビールとおにぎり4個とさらに追加でおにぎり2個となめこ汁で大豪遊した。無理すればあと2個くらいは食べられそうな気もしたが、南蛮船の音が聞こえてきたのでやめる。
 エネルギー充填して、またウロウロしていたら、ダンナから悲痛な電話があった。取り付けたばかりのベンツくんのバネ(新品)が、目の前で折れたらしい。お店の人が試運転に出たとたん、バキッ!と音を立てて。あまりの気の毒さではあったが、ヘタに走ったあげく高速で折れなくて良かった…。

 今日は人数揃い。八坂町を見たあと、湊公園に行ったら、龍踊と南蛮船を見られた。湊公園の青空将棋や青空飲酒のおじちゃんたちに交じって、遠目に眺める。秋の風が吹く。昔ながらの昆布屋さんで、とろろこんぶとたたきこんぶを買って帰る。とろろこんぶは常温保管でね!と教えてもらう。これまで大事に冷蔵庫に入れてたのは間違いだった。ほかにもあるんだろうな「いかにも冷蔵庫に入れとけば良さそうだけど、ほんとうは冷蔵庫に入れないほうがいいもの」って。


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