ぴんよろ日記
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2010年02月28日(日) 「悪者」

 朝っぱらから「オーシャンズ」を観に行く。たしかに「忍者になって撮ったの?」というようなすごい映像が続々と現れるのだが、「すばらしい海と生き物たち」をめぐる「悲しい現実」のシーンでは、明らかに日本人か中国人とおぼしき「人間ども」が、イルカをぶっ叩いたり、サメのヒレだけを切り落として「本体」を海に捨て、それが海底に吸い込まれていき、血を吐きながら苦しそうにもがき続けるという映像が出てくる。もちろん他にも海洋汚染とか、そういう「人間が生み出した悲しい現実」はほのめかされるのだが、「目に見える『悪者』」として登場する「人間」は、その東洋人だけ。なので、そのシーン以降は「ちっ、おめーらもさんざん油絞っただけでクジラ捨てまくったじゃん。そのツケを『野蛮人』呼ばわりして、こっちにまわしてんじゃねー!」という気持ちが渦巻いてしまい、しらけてしまった。エンドロールの最後には「撮影では生き物を傷つけていません」というような注意書きが日本語で出てきて、どうやらそのシーンは作りものだというのだけど、それならなおさら、なんで東洋人なんだよ。え? ああそうだよ、あたしゃ野蛮人だよ。昨日はおいしく「鯨じゃが」を食べましたとも。

 ランタンが最後だったので、名残り惜しみながら見物。見上げれば、満月。


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