ぴんよろ日記
DiaryINDEX|past|will
じわじわと、雨。 今日ぐらいはヒコとふたりで遊ぼうかと思ったりもしたが、本人の強い希望により、実家へ。バーバへの愛は、もはやストーカー並み。「いないかもしれないよ」「かえってくるまで待っとく」。 それでもお昼は済ませていこうと、新大工へ。お好み焼きを食べたくなったから。意中の店は開いておらず、もう一軒の、行ったことなかった店へ。むかーしからある、いろんな意味で渋い店。見かけでは「ミックス350円」だったが、いざ入ったら500円だった。ほんとに、いろんな意味で渋い。鉄板の周辺部が、長年の油と焦げの積み重ねで、鍾乳洞の地味な見どころのひとつ(ナントカ皿、とか)みたいになってるし、なによりも、お客のばあちゃんの愚痴の中に出てくる金額がでかかった。普通の地味ーなばあちゃんなのに、「三千万あったころに建て売りでも買っとけば」「最後の一千万も取られてしもうて」など。あとで(聞きもしないのに。そして、二人の話からおよその筋はわかっていたのだが)お店のおばちゃんが言うには、ダンナと息子がだらしなく、特に、一緒に住んでいる末の息子がパチンコに溺れ(それがもとで美人の奥さんと離婚)、暴力も振るうもんだから、お金を渡し続けた末に、2軒の家を含むほとんどの財産を失った、じゃなくて、今もなお失いつつある現在進行形。 スピリチュアル界では「すべてのできごとは魂の成長のための経験である」なんて言われたりするけど、ばあちゃんはそれで、どんな成長をするんだろうか。それとも、ことごとく間違った対処をしたために、新たな「カルマ」を作ってしまっただけなのか? って、変な次元で人ごととして考えるぶんにはいいが、実際80も過ぎて、乱暴狼藉の末息子から「60まではパチンコやめんけんな!」と宣言されたら、私の人生〜つらかった〜、と言うしかないだろうな…。 ヒコと二人、昔ながらの店でほがらかにお好み焼きを食べるつもりが、思わぬ人生の沼地に迷い込んだ昼下がりであった。
|