ぴんよろ日記
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2009年01月17日(土) ホメオパシーの町

 ハンバーグと海老フライ、という、ベタなランチを食べて、館内へ。「ペコロスの唄地図」収録。館内ともランタンとも微妙に違う話をゆらゆらと。唄は天后堂で。カメラに映り込まないように遠くで聞いていたが、お堂に音が響いていい感じだった。天后堂には何度も行っているけれど、建物の裏に回ったのは初めてで、誰が座るんだろう?という白いベンチと、緑色のコケと、赤いレンガが、まるで映画のセットのようだ。それにしても、行くたびになんか壊れてる館内。今回は、中ほどにあった古い市場がドッカーーーーンと更地になっていた。そしてまた、写真の中にだけある長崎が増えていく。
 だけどそういうことは、住んでもいない人間が絶対的に否定もできないし、名残りや残り香をたどることで初めて、見えてくるものもある。薄まれば薄まるほど(ホメオパシーのように)、それを探す者や必要とする者にとっては、強烈に感じられることもある。
 というような、逆説的な楽しみを見つけるしかないような、崩れゆく街と記憶。


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