ぴんよろ日記
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2009年01月03日(土) つくづく。

 人吉温泉のお湯って、なにがどうなっているのか知らないけれど、私にはとても相性がいい。もう何年も前に泊まった時も、驚くほど身体が軽くなったものだ。
 国宝になったという、青井阿蘇神社へ。古い神社が建つ土地のおおらかさって、ある面では共通しつつも、それぞれの味がある。高速道路を走っていると、町村合併がある前には町の名前が書いてあったであろう「字が消された看板」がいくつもあるけれど、人が身体で認識できる空間はそんなに広いものではないのだから、くくりを大きくすればするほど、土地への愛着や責任感は薄れてしまうはずだ。愛郷心や愛国心を本気で養いたいんだったら「平成の大分割」をやりなおせばいいのに、と思う。
 球磨川沿いを、八代まで出る。ここでも思ったことは、風土の違いと、それによってそれぞれの土地に住む人の考え方や感じ方には、たぶん、驚くほどの違いが出るであろう、ということ。深い山をうねる川のそばに暮らす人と、日当りのいいお気楽な港町に暮らす人が、たとえ同じ言語を話していたとしても、では、おなじ感覚でおなじ意味を込めて話しているかといえば、おなじであるほうが不自然であろう。ただし、そこにはまた、入れ子のようにかわるがわる、いろんな次元での普遍性みたいなものがちらちらと見え隠れしているのもまた、本当なのだろう。
 いろんな事情がからみあって、お昼は玉名のお好み焼き屋さんへ。夜は高校の同窓会なので早めに長崎へ向かった…つもりが、事故の渋滞で大遅刻。最初は誰と何を話していいかわからなかったが、結局は、高校でも仲の良かった友だちと5年ぶりに会ったこともあり、3次会まで行く。話したことがなかった人とも話したりしたけれど、話が続いたのは「今のこと」を話せた人だけで、同窓会に行っておきながら、つくづく昔のことには興味がないんだな…と思う。ホッとしたのは、当時付き合っていた人が「子どもは小学2年生」と言っていたこと。まぁ、いろいろあったので、遠い日の肩の荷がおりた感じ。うれしかったのは、名前すらも知らなかった人から「ケーブル(TV)の、長崎弁の歌のコーナーが好きです」と言われたこと。ペコロスファンがこんなとこに!
 もう会うこともないかもしれない人たちよ、どうぞ幸せに!



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