ぴんよろ日記
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めきめきと悪ガキ男子道まっしぐらのヒコ氏。 今日はほとほと疲れてしまった。 次々と炸裂する破壊的な行動の数々に、最後は立ちくらみに襲われた。 ずーっと何かを拭いていたような気がする。
昼は冷蔵庫一掃セールメニュー。 夜は宇野千代さんの料理の本にあった「極道すきやき」を作ってみたが、 肝心の「ナポレオン級のブランデー」と「グラム3000円のお肉」を、 とても用意できなかったためか、 いまひとつ、劇的なおいしさは感じられなかった。
でも、15年くらい前に買った、宇野千代さんの「私のお惣菜」は、 久しぶりに読み返すと、とても楽しかった。 料理にまつわるいろんなエピソードも書かれているのだが、 その時々に登場する「一緒に暮らしている人」が、 たびたび、サラリと変わっているのが素敵。 実際に好いた惚れたすったもんだした時はいろいろあったのだろうが、 90歳、もはや、摘んだ野の花の話をしているような、かわいらしい感じ。 たくさんの文士や芸術家の名前を出され、「寝た」「寝ない」と、 まるでトランプの赤と黒のように分けていったという逸話も思い出される。
それはまったくさておき、90歳になっても、シャンと生きていれば、 こんなふうに文章を書いたり料理を作ったりできるわけで、 だったら、今の自分から数えれば、 ここ何年かはヒコ氏に手がかかったにしても、あと50年はあるわけで、 こりゃおもしろそうだなぁ、長生きすることも心がけてみるか、なんて、 料理の本を読みながら、妙な感慨にふける。
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