ぴんよろ日記
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2007年05月26日(土) たとえ似ていても、それはそれ。

妹の結婚パーティ。朝から福岡へ。
場所こそ古いレストランで、料理はフレンチフルコース。
いわゆる「いかにも結婚式」ではなかったが、
そこに流れる空気は、やっぱり結婚式の特有もので、
「花嫁の父の涙」ほか、
書いてしまえば陳腐になる要素はいくらでもあるけれど、
陳腐上等、この日この時この場所にあるのは、
この世にふたつとないものなのである。

もう何年ぶりに会うのかさえもわからない親戚と話すうち、
お互い、長年刺さったままだった、チクリとしたわだかまりさえも溶けていく。
そういうことも、きっとよくあることなんだろうけど、
その人の心に刺さっていた、そのトゲは、とにかくそのトゲなのである。
似たようなトゲが世界各地で100万本溶けたからといって、
そのトゲが溶けない限りは、そのトゲは存在し続けるのだ。

バタバタするぼっちゃんを交代で遊ばせつつ、
約2年ぶりのクリームソースのかかった料理や、ステーキを堪能する。
ビールもワインもどんどん飲む。

夕方からは、親戚との2次会。
会場は全国チェーンの居酒屋であったが、
それはそれで、だれに気兼ねすることもなく、楽しいひとときだった。
終わりごろ、妹から電話があり、会おうとしたけど、
タイミングや場所が合わないようなのであきらめたが、
10時ごろにホテルの近くのうどん屋へ繰り出していたら、
さほど人通りもない道で、新郎新婦とばったりと会った。
あまりにもびっくりしたけど、そんなものなのだろう。
いい気分で、冷や酒を飲みながら、熱いうどんをすする、花嫁の姉であった。


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