ぴんよろ日記
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2007年03月22日(木) 視線に託す

ぼっちゃんと外を歩いていると、
おじいちゃんおばあちゃんから、見つめられることがある。
「こんにちは」とか「かわいいね」とか、声もかけられるのだけど、
とにかくじーーーっと見つめられるのだ。
ぼっちゃんは(私と違って)、知らない人にもどんどん愛想を振りまくし、
そういう意味では老若男女を問わず、声をかけたりかけられたりするが、
老人たちのそれは、なにか、ぼっちゃんがどんな顔かたちをしているとか、
そういう次元の「かわいらしさ」に対する視線ではなく、
この世に生まれたばかりの、みずみずしい存在への、ことほぎ、や、
ささやかながら自分がつないできた人間全体の命のようなものを、
にこやかな視線に託して次世代のぼっちゃんの中に刻みつつ、
安心しているような、そんな質感をも持っている。
時々、老人ホームと保育園を隣り合わせるような試みが紹介されたりするが、
それはとても、思っているより深いレベルで、
理にかなっていることなんじゃないだろうか。
少なくとも「老人」たちにとっては、変な童謡を歌わされるより、
よほどなぐさめになるはずだ。


とにかくたっぷり眠ってみた。
まだ少し、頭は痛いけれど、すっきり。

朝はハムエッグ、トースト。
昼は、休みのダンナと、初めて行く浜口の寿司屋へ。
入ったとたん、店内に満ちたやる気のなさに「てへへ」と思ったが、
そういう、「知らない店に入ってドッチラケ」
という気分をこそ味わいたかったので、正解と言えば正解。
味は、
「遠い親戚のおじちゃんの通夜に出たら、
 帰ろうかと思ったけどなんとなく引き止められ、
 知らない人が7割くらいいる中で、ぬるいビールとともに並んでいた」
寿司のような寿司だった。




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