ぴんよろ日記
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2006年12月25日(月) 愛の病院

うっすらと念願だった「マツヤ万年筆病院」へ足を踏み入れてみる。
そもそもインク漏れがひどく、
もう何年も使っていなかった、じいちゃんの万年筆。
何日か前に、急に使いたくなったのだ。
店に入って、ポケットから万年筆を取り出し、キャップを取るやいなや、
「あぁ!それはもう、ペン先も首も作ってないです。
 しかも落としてるから、曲がっちゃってる。パーツがあればなおせるんだけど…」
と、お店の人数人がワイワイとよってたかって「診断」してくれる。
おじいさん「先生」が、「もう死んじゃってるかなー」と、
さすが「病院」らしい発言をしつつ「診察ブース」へ持っていき、
曲がったペン先を、強力なピンセットみたいなのでクイクイッと戻してくれて、
チャチャッと水に浸けると、振っても出なかったインクがスーッと出た。
「インクを付けて書く分には、これで大丈夫ですけどね」
と、私の手に帰ってきて、この間、ほんの2分ほど。
結論としては、カートリッジは使えないということらしいが、
たしかに「生き返った」という実感に包まれていると、
「すみませんねー、お役に立てなくて」と言われた。
そんなそんなそんなそんな!もう、じゅうぶんです!
お礼を言って店を出たけど、あまりの感動と、
もう少し彼らと接していたいという気持ちから再度店に入り、
「これとおなじものって、いまも作っているんですか?」と尋ねると、
現物はもちろん、年代も含む解説が、またもや四方八方から聞こえてきた。
す、すごい…。
店中にプロフェッショナルな空気が充満している…。
それはほとんどの成分が愛であった。

朝はサーモンとアボカドのサンドイッチ。
昼はお好み焼き。おやつに通りゃんせのバッテラセット。
夜はダンナがおごってくれるというので、のだ屋でいろいろ。


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