ぴんよろ日記
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鯉のぼりがパタパタしている。 今日は風が強い。 ぼっちゃんの名前が入った武者のぼりもパタパタしている。 鮮やかな色。 非常に不思議な気持ち。 うちは二人姉妹だし、ふだん行き来がある親戚にも男の子はいないので、 鯉のぼりというものが、自分の人生に関係があるものだとは思っていなかった。 どこかよそのうちの、知らない子のために飾られているものだった。 名前入りののぼりなんか、もっと遠い田んぼの中の、 やたらと仏壇が大きいおうちの初孫のためにはためいているのだと思っていた。
そしたらいま、うちのベランダにパタパタしている。
人生とは、まったくわからないものだし、だから楽しいのだと実感する。
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蕎屋でお昼ごはん。 おいしそうなタケノコが出てきたが、乳にはアウトなので泣く泣く残す。 食べている間、お店のお姉さんがぼっちゃんを抱っこしてくれた。 ぼっちゃんニコニコ。 お姉さんが好きというのは、 こないだばあちゃんの病院の看護婦さんへの笑顔で実証済み。
絵本美術館で今日から並んでいる絵を見にいく。 長谷川集平さんによる、長崎の風景。 すんばらしかった。 長崎というドンブリの中の、濃厚な上澄みが、そこにはあった。
築町市場でイイダコなどを買って帰る。 昨日も行った魚屋さん。昨日は鯨と、オオセという魚の胃袋を買った。 昨日も今日も、家に帰ってすぐ、珍味の魅力にあらがえず、 冷蔵庫に入れる前に、台所で立ち食いした。 珍味好き、ああ珍味好き、珍味好き。 イイダコには、みっしりと卵が詰まっていて、イイダコパワー全開だった。
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