ぴんよろ日記
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2005年08月22日(月) なにかを戻す場所

昨日の情熱大陸を見ながら、
自分が長崎のことをあれこれ考えたり書いたりしながら、
長崎に暮らすことが平気な理由のひとつがわかった。
やっぱり山陰があるからだ。
長崎とはぜんぜん違う場所に、ひとつ、心の置き場所があるからだ。
…ということは何年も前に一度、タウン誌のエッセイに書いたことがあるんだが、
昨日はそれを強く思いなおした。
情熱大陸では、福山雅治(長崎出身!)のことを、
彼が大好きだった植田正治という写真家とからめて作ってあったが、
その植田正治さんは、私がおもしろがって本籍を移した、鳥取の境港の人だ。
ダンナの生まれたところでもある境港には毎年行くので、
植田さんのお宅も偶然見つけたことがあるし、美術館にも行ったし、
福山さんがインタビューを受けていた車が走っている道路や、
植田さんに写真を撮られていた海に、行けと言われればすぐ行けるし、
訪れていた植田さんのお墓は、カトウ家のお墓があるところと一緒だった。
「あ、あのいちばん端っこのとこだ!」とか言いながら見た。

福山さんが「山陰は第二のふるさと」って言ってたけど、すごくよくわかる。
たぶん彼にとっても「ただ単に好きな場所である」というより、
山陰が与えてくれる、いつも自分がいるところから、フウッと離れた実感や、
そこから「いつも」を眺める感じ、
熱しやすい何かを心地よくニュートラルにできることなどが、
そう言わせているのだと思う。
他にも好きな場所はいろいろあるけれど(彼にはもっとあるだろう)、
山陰のその力は、独特だ。

私にはこのところ、土地の違いやそれによって生じている力の存在が、
とても大きなものに思えてきているので、なおさらそう感じた。

もちろん誰もが山陰にそういう気持ちを抱けるとは思わないけど、
そういう気持ちを抱く人は、どうにかして、山陰にたどりつくんだと思う。
私はもともと心ひかれていたのに加え、フタを開けてみたらダンナが境港生まれ。
福山さんは、植田さんと出会った。

そういう、別の土地を必要とする心のあり方、ってあるんだろう。
そしてそういう人は、きっと、そこにたどりつくんだろう。
それがどうしてなのか、なぜそこなのかは、たぶん探ったところで、
笑うタイプの人には笑われるような理由に突き当たったりするんだろうけど、
自分にとっての、なにか戻すべきものを戻せるような、そういう土地が判明して、
時々行けて、一息つくことができるのなら、こんなにいいことはない。

そういう場所が、外国の人もいるだろう。

◇◆◇


と、朝から考え詰めていたら、野菜ジュースしか飲んでなかった。
今日はガシッと仕事だ。パンでも食べよう。


◇◆◇


久々に「同級生シリーズ」。

ニセ募金のリーダー。(三度目の逮捕)

…。


◇◆◇


パンを食べるのはやめて、早めに昼ごはん。
鶏そぼろ丼、水菜サラダ、らっきょ、松浦漬け。


◇◆◇


ググッと仕事に集中して、それを持って、そのまま打ち合わせに。
そしてまた別の打ち合わせにも行って、あとはボンヤリタイム。
カフェ平井で桃プリンとコーヒー。桃プリン…大好き。
平井の食べものは何でもおいしいけど、桃プリンは、私の中でかなりのヒット。
プリンと言っても、桃のペーストが生クリームなどと、
ゆるやかに固められているものだ。桃より桃な桃というか…。

何冊かの本と、パンなど買って帰る。
買い物をしながら、そしてバスに乗りながら、
頭や心の中にうごめいていた「やりたいこと」に関する、
具体的な方向性がどんどん固まる感触がわいてきた。
今日でちょうど近い〆切がある仕事が終わったのも、いい流れだ。
うれしい。そしてがんばってみよう。

夜はごはんと味噌汁と、豚の焼いたの。水菜のおひたし、南瓜の煮物など。




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