ぴんよろ日記
DiaryINDEX|past|will
昨日の昼食は、軽い地獄だった。 テーブルがいくつかある大きめの個室にしか席がなく、 私たちは、その最後の2席についた。 そして見渡すと、あとの席はすべて、入学式を終えた親子たちが座っていた。 とてもイヤな予感がしたので、席は他にありませんかと聞いたけど、なかった。 お店に入ったとき、 ありがちな安っぽいクラシックのBGMの音量が大きすぎるな、と思ったけど、 子どもたちの、どんどん上がっていくテンション&歓声に、 それはすぐにかき消されていった。 小学生とはいえ、ほんの1ヶ月前までは幼稚園児だった彼ら。 そして昼食会をするくらいだから、仲良し同士なのであろう、母親たち。 それはもう、ものすごい音量だった。 料理が出されても気はどんどん遠くなり、味はほとんどわからない。 何度か母親たちが注意する声も聞こえたが、焼け石に水滴だった。 一度だけ、歩き回った男の子の体が私たちのテーブルに当たった。 それはほんのちょっとだったけれど、 その瞬間、「チッ、もっと激しく当たってくれれば、ブチ切れられたのに」 と思ってしまったのも大いなる事実だ。 私たちは黙々と(だって自分たちの会話が聞こえなくなることもたびたびだった) 料理を食べ、コーヒーを流し込み、当時の子どもたちの要求であった 「バニラア〜イス!バニラア〜イス!バニラア〜イス!」の大合唱に送られて、 朦朧としながら店を出たのだった。
外は、車道に面していたけれど、極楽のように静かだった。
◇◆◇
昼前に打ち合わせ、1件。 終わったあと、そこの隣にあるリサイクルショップを覗いたら、 CDコーナーに、聞いてみたいと思いつつ、なんとなく時が過ぎていた、 高橋幸宏氏のソロのCDが怒濤のごとく並んでいた。 ユキヒロファンが失踪してもう何年にもなるので、 あきらめた家族が売りに出したかというほど並んでいた。 ので、3枚買う。 そして近ごろすこぶる調子が悪いステレオのアンプなのだが、 これまた前から好きだったメーカーのものが、狙ったように予算内で出ていた。 アンプを見つめながら、打ち合わせはこのためにあったのだろうかと勘違いした。
そして今、スピーカーに規格が合うかどうか確認したところ。 …あ、合ってる…。
グラグラ…。
◇◆◇
笑っちゃうほどビックリとうれしい知らせがあって、笑っちゃうほどビックリした。
◇◆◇
ユキヒロ氏のCD…たぶんカセットテープで持っていた、 当時のラジオのYMOの番組でも録ったと思われる、 とにかく、何度も何度も聴いて、 現在に至っても時々頭の中に流れていた曲が2曲も入っていた。 歌詞カードを見たときには、ブブッと涙が出そうになった。 ずっと、また聴きたいと思っていたのだが、 タイトルは覚えていなかったので、頭の中だけの曲で、 ユキヒロさんが歌っていたことだけはわかっていた曲だった。 「YMO現役ファン」だった当時(小中学生)は バリバリの「龍一派」だったので、ユキヒロさんがフニャ〜っと歌う、 さらにソロアルバムの歌を好きだと思うことを認めたくなかったのだろう。 若いということは、必ずしも柔軟性を伴わないのだな…。
しかも2曲のうちの1曲、しかもより好きなほうは、坂本さんの作曲だった。
今でも 僕は一人 思い出す 色あせる 古い話 見なれた この場面
水辺にただようような まぼろしよ おぼろげに 草の中に ざわめく 悲しいほど あの頃は 毎日が 夢のようで いつでも 花の陰に かすかな 甘い香り…
「FLASHBACK」
|