ぴんよろ日記
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2005年01月10日(月) もはや幸せだよ、これは。

あれよあれよという間に、ダンナのオヤジさまが死んでしまった。
こんなふうに書くと、なんだか軽く思ってるように見えるけど、
関係者はもちろん苦悶しつつも、
ほんとうにあれよあれよだったのだ。
わかってはいたんだけど、常にみんなの予想の3歩くらい先を進んでしまい、
あれよあれよだった。
昨日だって、たしかにここ数日悪くなってたのはわかってたけど、
まさかまさか「今日明日」だなんて思ってなかった。
のんきに弁当を作り、先に病院に行ってたダンナと食べようと持って行ったら、
どんどんあわただしくなって、夕方には、スーッといってしまった。
(いま思えば、昨日、あの弁当を作ったあとのやけに空しかった気持ちは、
 ちょっとした予感だったのか。仕方もないことだけど。)

すごく気が短くて、すぐプンプンして、すぐ勝手なことをしていたが、
死んじゃうときも、そのまんまだった。
パッパッパーッて。
一貫性のある生き方、死に方であった。

そして、とてもとても安らかで、こんな顔見たことないっていうくらい、
優しい顔になってしまって、なんだかおかしいくらいだった。

病気が明らかになって、たったひと月あまりだったけど、
たぶん本人も含めたすべての人がベストを尽くした。
わけあって遠く離れていた故郷にも行ったし、
お正月も迎えられた。息子の誕生日も一緒に過ごした。
最後は、身内ではあるが、どうしてもハタで見ていた私が思うに、
こんな幸せな死に方ないっていう感じだった。
さほど苦しむこともなく、右手には愛する妻、左手には愛する息子。
だれでも死んでしまうのだとしたら、こりゃ理想だと言いたい。
意識もない状態ではあったけど、最後の最後は、自分で目を閉じた。
あっぱれオヤジさまだった。

ちょっと早かったとは思うけど、ゆっくりしてください。
トニー(まるきちの前の犬)も待ってるから。



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