ぴんよろ日記
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2004年08月16日(月) 精霊流し

昨日は精霊流しだった。
精霊船には死んだ人が乗っていて、
だいたい写真が飾ってある。
船を曳く人は、知り合いの知り合いみたいな人も、
特に大きな船ではいるけれど、
一番前の方は、故人に近い家族であることが多い。
だから気をつけて見てみると、
写真の顔と、そのそばで曳いている人の顔がよく似ていたりする。
ここ数年、精霊流しで涙腺がゆるみがちになってしまったが、
昨日、そのことに気づいてから、ますますだ。

最後の船着き&壊し場を通ったとき、
ちょうどメリメリバリバリと壊されていた船を見て驚いた。
このまえ自殺してしまった中学生の船だったから。
そしてその子のお父さんは、私が知っている人だ。
遠目で探すと、その人がいて、でも声をかけることはできなかった。
もう十何年も話していないし、
十何年ぶりに、そんな場所で何を話していいかわからなかった。
たくさん、同級生らしき子どもたちがいた。
船を流したことで、その人の心の状態が、少しでも次に行けたのならいいのだけど。

精霊流しはとってもうるさいけれど、
年々、私には静かなものに見えてくる。


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