ぴんよろ日記
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昨日は精霊流しだった。 精霊船には死んだ人が乗っていて、 だいたい写真が飾ってある。 船を曳く人は、知り合いの知り合いみたいな人も、 特に大きな船ではいるけれど、 一番前の方は、故人に近い家族であることが多い。 だから気をつけて見てみると、 写真の顔と、そのそばで曳いている人の顔がよく似ていたりする。 ここ数年、精霊流しで涙腺がゆるみがちになってしまったが、 昨日、そのことに気づいてから、ますますだ。
最後の船着き&壊し場を通ったとき、 ちょうどメリメリバリバリと壊されていた船を見て驚いた。 このまえ自殺してしまった中学生の船だったから。 そしてその子のお父さんは、私が知っている人だ。 遠目で探すと、その人がいて、でも声をかけることはできなかった。 もう十何年も話していないし、 十何年ぶりに、そんな場所で何を話していいかわからなかった。 たくさん、同級生らしき子どもたちがいた。 船を流したことで、その人の心の状態が、少しでも次に行けたのならいいのだけど。
精霊流しはとってもうるさいけれど、 年々、私には静かなものに見えてくる。
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