ぴんよろ日記
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2004年02月28日(土) 見えてなかったものを見せてくれた人が。

大学のころ、たぶんちっとも勉強しなかったけど、
少しばかりは本も読んでいた。
すると、時々、世界が違って見えてくるようなものに出会えた。
当たり前だと思っていたことが、もしや違うのでは?と疑いはじめられるような。
ドキドキした。
見えてない世界があったことに。
そしてきっと、まだそういう世界がたくさんあるはずだから、
それを見つけて、少しでも見えるようにしていきたいと思う。
(その、見えていないものは、見えていないだけで、
 どこか遠いところにあるわけではなく、いつも目の前にある)
勉強らしい勉強はしなかったかもしれないけれど、
あの時代に、今の自分の大きなベースが敷かれたと思う。

急にこんなことを書いたのは、
そんなドキドキする時間を過ごした本を書いた人の一人が亡くなったから。
新聞に載っていた。
講演会に行ったことも思い出される…。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。



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