ぴんよろ日記
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2004年02月10日(火) Mさんのコーナリング。

私が住んでいるところは、一応、バス通りに面している。
しかし、山の中腹にあるばかりか、
道が細く、カーブもなかなかの曲がり具合だ。
私が小さいころは、この辺にはバスが通じてなかったという記憶がある。
理由は簡単で、普通のバスが通る道幅がないからだ。
10数年前に、小さなバスが特別に作られて、
ようやくこの地区に通るようになったのだ。

そんなすてきな路線だが、
時々、Mさんが運転するバスに乗ることがある。
Mさんは、お客さんとのやり取りなどは、とてもやさしいのだが、
運転はすごい。
猛烈なコーナリングで、攻める攻める。
下りの時など、ちょっとしたジェットコースター並みだ。
あれは昔、走り屋だったに違いない。
私はもう慣れたので、彼の名前をプレートに見つけると、
「今日はどんな走りを見せてくれるだろうか?」と、
バーにつかまりながらドキドキしたりするが、
じいちゃんばあちゃんの客が多い路線でもあるので、
まぁ、ちょっとは心配もしている。

今日は上る方に乗ったので、あまりスリルとサスペンスは無かったが、
あるカーブで、キュッとしたので、「もしや!」と思って名前を見たら、
やっぱりMさんだった。

事故がないことを、一応、祈りつつ、ちょっと楽しみであったりもする。



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