ぴんよろ日記
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2003年11月09日(日) ミラクル少々。

日曜の朝だったが、ひとつ打ち合わせがあって、
その前に諏訪神社に行った。
今日の朝の10時12分に、6つの惑星がダビデの星型
(ダイヤモンドゲームの形ですね。六芒星)に並ぶということで、
そういうのがお好きな人は、瞑想などすると、
次元上昇を感じるとかなんとかいうことだが、
そこまではよく分からないにしても、
なんとなく、お祭りみたいだな、と思っていて、
そんならどこか気持ちのいい、
大きな木があるようなところに行ってみようという気持ちで。

ブーンとバイクに乗って、近くにとめて、トボトボ歩いて、
お賽銭を10円入れて、お参りした。
それで、ふと時計を見たら、ちょうど10時12分だった。

まぁ、しかし、まったくの凡人なので、特にどこがビリビリしたとか、
意識が遠のいたとか、そういうことは全然なく、
ただ、空を見上げて、
「いま、どっかから見たら、ダイヤモンドゲームなのだろうなぁ」
と、想像してみるだけだった。

うどんでも食べようかな、抹茶にしとこうかな、と思いつつ、
月見茶屋(神社のすぐそばにある、昔ながらのいい茶みせ)に向かった。
そしたら、お店の前にある大きな木を取り囲んだ丸いベンチに、
一人のおじさん(外国人)が座っていて、えぇっ!と驚いた。
だってその人は「打ち合わせが終わったら、見に行こうかな」
と思っていた写真展の、まさにその写真家の人だったのだ。
「これからあなたの写真を見にいくんです」と声をかけようか迷ったけど、
小心者なので、うつむきがちにすれ違ってしまった。

でも、小さなミラクルでうれしかった。
写真も、とっても好きだった。




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