ぴんよろ日記
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2003年03月17日(月) 春ジャンキー。

もうここ2、3日、花粉症の薬を飲んでいない。
けっこう平気だ。うれしい。
生薬中心と書いてあるものを、いちおう気休めに選んではいたのだが、
それでも薬を毎日体に入れることには抵抗がある。
しかし、花粉症だけは、その抵抗心を打ち砕いてあまりあるつらさなので、
仕方なく飲み続けていた。

だから、麻薬にとりつかれてしまった人の「どうしようもなさ」を、
少しは想像することができる。

私も花粉症がひどい年、薬をうっかり切らしてしまったことがある。
そのときは病院にかかっていた。
土曜日だった。本当なら休みだ。
でも出てきてもらって、処方箋を書いてもらった。
もうほんと、絵に描いたようにドアをどんどん叩いて、
「たのみますおねがいしますもう後生ですから〜!」という感じなのだ。
完全にジャンキーだ。
薬さえ飲めば、スッとするところも見事だ。

でも薬には「効く」部分の他に、いろいろイヤなところがあるような気がしてならなくて、
できることなら飲みたくない。
そして、こうやって、飲み続けていた薬を飲まなくてもよくなると、
そういうイヤなところが残留している気がしてしまう。

でも今年の春ジャンキーも、そろそろ終わりのようだ。
今日の麦飯石サウナで、かなり残留物を掃除できたような気もするし、
これからは素直に春という季節を満喫したい。花見など。




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