ぴんよろ日記
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「泣き曲」というのがある。 気を入れて聴くと、だいたい泣いてしまう曲。 別にその時、悲しい気持ちなわけではなくても、泣いてしまう曲。 心のどこかにある「泣きツボ」を押すのだろう。 今のところ、登録(?)されている中で危険度ランクナンバー3は、 ・ボブ・マーリィ「ノー・ウーマン・ノー・クライ」 ・オーティス・レディング「トライ・ア・リトル・テンダネス」 ・柳原陽一郎「ハレルヤ」。 特に危険性が高いのは「ハレルヤ」で、 「きっとぼくの歌は きみによくなかったのさ だから一人でうたう ハレルヤを」 という箇所でブワッと来る。 「月や星の歌ばかりうたっているのに また地面の上でねむる」というところも。 どうしてだかは、わかるようで、わからない。その言葉の並びが、ツボを押すのだろう。 (「ドライブスルーアメリカ」というCDに入っているのですが、廃盤です) 「トライ…」は、ボガンボスが、自分たちが大好きな洋楽をカバーしまくったビデオがあり、 そこで「どんと」が唄っていたのを見て、やられてしまった。 オリジナルも「危険」だが、その「どんとバージョン」は、泣き率ほぼ100%だ。
これらの曲は、普段はなるべく聴き入らないようにしている。泣くから。 逆に言えば、なんだか泣きたいときは、見たり聴いたりする。 泣くことで治療できる、暗めの気持ちもあるからだ。
さっきオーティス・レディングのCDをかけて思い出したので書いてみました。 (「トライ…」は、がんばって聞き流した)
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