ぴんよろ日記
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2002年10月12日(土) あっ、似てる。

これまでいつも自分はジイちゃんに似てると公言してきた。
南方系の顔も、人生に対する計画性があるとは思えない性格も、たしかに似ている。
おいしいものが好き、なんてのも引き継がれている。
だからバアちゃんと「具体的にどこが似ている」と深く考えたことはなかった。
でも、さっきバアちゃん家に行って、似ているものを発見してしまった。

それは押し入れの存在感。
物の入れ方と、散らかり具合。
うまく言えないけど「おんなじ感」がモワーッと漂っていた。

両親と似ているところを探すのは、なんだか「当たり前」な感じがするし、
「しゃべり方」なんてのは、その人から言葉を教わったんだから、
似ない方がおかしいというものだろう。
(私と母は、時々お互いに苦笑いするほど、しゃべり方が似ている。)
ひとつ隔ててなお、存在している遺伝子のようなものを探すのが面白い。
離れて住んでいるのに、それぞれの家に存在する、お互い気付いてもいないようなおなじもの。
そしてけっこう、どうでもよさそうなことが似ていたりするのであった。

…そう思うと、どんどん思いついてきたが、
あまり誉められた部分ではないので、胸のうちに収めておくことにする。
ぷぷっ。




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