ぴんよろ日記
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2002年01月14日(月) まだ観ぬ大地。

旅日記をちょっとひと休みして、こんなこと。

これからしようと思っている「うれしいこと」がひとつある。
それは「映画を観ること」だ。
私は全然映画を観ていない。一月に一本も観ない。映画館に行くのは年に2回くらい。
例えば何かものを書いたり表現したりする人間なら、
映画をたくさん観ていなくてはならない、そんな教訓めいたものがある。
「そうなんだろうなぁ」と思いつつ、心と映画の距離は遠かったのだ。
でも、最近「観たいなぁ」と思うようになってきた。
しめしめ、と思う。
自分の中で、すずめに米をまいてわなを作っている感じだ。
有名な「小津安二郎」や「ヒッチコック」なんてのも一本も観てないので、
逆に楽しみでしょうがない。

今まで観た映画の中で好きだったのは、
「生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」というもの。
おすぎさんが雑誌で誉めていて、
その誉めた点が自分のツボと合っているような気がしたので。
原田芳雄のダメ男ぶりが良かったのを覚えている。

いちばん泣いたのは「さようなら対馬丸」。…。公会堂で観た。…。
あ、これは言える。いちばん後味が悪かったのは「セブン」。
いま思い出しても最悪な気分になる。
映画が嫌いなわけじゃなくて、観るのに腰が重いだけで、
だいたいどんな映画も観ると何かしら「面白かった」と思うのだが、
「セブン」だけは観たことをいまだに後悔している。

寅さんなんかもじっくり観たい。

ま、そんな程度なので、これから広がる自分の映画の世界に期待しているところです。


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