| 2004年12月31日(金) |
バッドED→梶原景時ED |
遙かなる時空の中で3 ややネタバレありなのでご注意。
意味がわからないまま攻略もわからないままさまよって 結局最初に迎えたのはバッドEDでした。 そんでもってまたしつこくぐるぐるして 弁慶or敦盛ならいけるかもって 二人のどっちか希望してたんだけど どっちもダメで気がついたら景時EDでした。
新しい年を「九郎に好意的な景時」と一緒に迎えました。 九郎殿の無罪と京での平和な暮らしを望む景時に涙が出た。 うわぁって思った。 やられたって思った。 ちょっと、ホント、そうであって欲しかったのかもしれないって。 もう神子との恋愛なんかどうでもよかった、ぶっちゃけ。 景時と頼朝と九郎の関係に涙した……。 いや、よく作ったなーって感心した。 新しい景時像っていうか。 景時は本当に嫌な人で御家人仲間からも 「ゲジゲジ」(かなりの悪口)ってあだ名つけられてたくらいの人で。 人のこと讒言しすぎて御家人達に連名で訴えられ 結局殺されちゃうような人で。 でも。 現代人的解釈なら良い人にもなりうるのかなーって。 でも小保的には頼朝と義経がいい人で 景時には悪役を頼もうと思ってたくらいだから とにかくこの話は衝撃だった。 あの腰巾着の懐刀の景時が、頼朝じゃなく義経につくなんて!!! 史実では天地がひっくり返ってもあり得ないけど 創作だったらありだなーって。 何か新鮮で目からウロコって感じでした。 最初に景時EDを見たのはむしろ義経の導きかと思うくらい。 みんな良い人なんだよね、結局。 義経って「人を信じる」ことを貫いて生きた人だと思うし 梶原のことだって悪く言って欲しくはないのかもしれない。 義経は。 …泣ける。 梶原は梶原なりの立ち位置で考えた結果だったのかもしれない。 梶原平三景時をしっかり見直そうと、すごく衝撃を受けたのでした。 ところで平三の読み方は 「へいざ」なのか「へいぞう」なのかどっちなのか。 遙か3は「へいざ」だったね。 「へいざ」の方が響きが良いよね。 平家物語が確か「へいざ」って読んでたかな…? 私も「へいざ」だと思ってたんだけど 「へいぞう」ってカナふってる資料があって どっちだろうーって思ってたのだ。 誤植?とか。 結局どっちなんだろう…? 読み方ってわかんないよね。 昔の書物はカナふってないから。 ともかくね。 景時&神子の最後スチルの洗濯風景の向こう側に 何か怒ってる義経と笑いながらいなしてる弁慶の姿が見えた。 私には見えた!!(自信満々) 頼朝に許されて 合戦も終わって笑ってる義経たちが見えた。 景時の願い通り。 平和な日常を手に入れて、満喫してる義経が見えた。 生きてた。 そして笑っていた。 じんわりと涙出た。 SDのセピアの一枚絵も、超よくないですか!?!? 梶原EDの後あれ見て、マジ泣きそうになった。 だってね、やっぱりね。 戦って実際にあの結末を選んだ頼朝で、義経で弁慶だからこそ。 これだけ歴史に名を残し 伝説として多くの人々に愛されたんだと思うの。 だからこそ頼朝で義経で弁慶だって。 でも私はね、やっぱり戦ったり人を殺したり 争ったり、して欲しくなかったよ。 頼朝にも義経にも辛い思いして欲しくなかった。 幸せに笑っていて欲しかった。 戦って人を斬ることが、当時の彼らにとって 辛いことだったのかはわからない。 でも血だらけの手を見て何も感じないはずがない。 初めて人を斬ったとき、その命を一方的に終わらせたとき。 怖いとも苦しいとも哀しいとも。 どう感じたかなんてわからない。 今の時代を生きる私は今の時代の価値観でしか考えられない。 でも義経が最期に「私は生まれてよかった」って 思っていてくれたらなって思う。 たくさん人を斬っても。 兄上に疎まれても。 何一つ歴史に残らなくても。 義経が「満足だ」と感じてくれたなら。 燃える炎の中で、穏やかに目を閉じてくれたなら。 それだけで構わない。 そのためだったら今のこの私の命なんていくらでも捧げる。 使い捨てて構わないから少しでも役に立てたら良い。 笑っていて欲しい。 もういない義経のために。 彼の幸せのために私にできることはなんだろう…。 そして病気発動。 今年は病気っぱなしの一年になりそうで今から怖い、マジで。
いやいや話逸れたな。 梶原の話なのに義経追ってたよ、私(笑) 神子と恋愛してる弁慶も義経も何か違うと思うから もしかしたら私的に恋愛ベストEDかもしれない。 なんかね、ちょっとホントに理想的だったよ。 ・梶原と義経は不仲である。 ・梶原の讒言のせいで義経は頼朝と決裂した。 これが世の中の(義経記的)定説だよね。 でもさ、もしかしたらホントは仲良かったかもしれないよね。 吾妻鏡は「不仲」って記してあるけど それが真実かは誰にもわからない(それが歴史の面白いところ) なんか、嬉しかったな。 義経を庇う梶原って。 頼朝に逆らってでも義経を護ろうとする梶原って。 すごく感じたのはやっぱり日本人は 無意識に義経が好きなんだってこと。 彼を悪く描いたり悪者にしたりする話ってないの。 少なくとも私が今まで見てきたものの中には。 それだけ理想化されてるとも言えるし みんなに愛されてるんだよね。 彼を悪くすると黙ってない人がいっぱいいるから。 作り手(表現者)もちゃんとわかってる。 そうなってる義経を本当にすごいと思う。 うまく言葉にできないんだけど 今までに描かれてきた義経がみんな悪く捉えられてなくて そういうのも救い。 遙か3版義経もどんな子かなってすごく不安だったし 期待もあった。 すごく義経らしい、可愛い子だった。 本当によかった。 愛されてるなって思った。 真っ直ぐで一生懸命で不器用で。 あれだけ部下達に慕われたんだから、 絶対悪い人じゃなかったんだと思う。 てかカリスマだったんだと思う。 義経の内面を描いた作品ってあんまりないから。 義経の生涯を通して義経の気持ちだけに焦点を当てたものって きっと難しいんだと思う。 ただでさえあの時代は鎌倉、京都、平家、奥州って いろんな勢力が絡み合ってあちこちで裏取引してる。 そんな政治的駆け引きのど真ん中で まったく政治力を持たずに利用されるだけ利用されて散っていった人。 義経は何を信じていたんだろう。 彼の行動には一貫性がなくて それは伝説で作られたものが多いからそうならざるを得ないのかもしれないけど。 でも義経って本当に不思議な人。 言葉ではうまく説明できない。 言葉になんかできない。 彼がどんなに魅力的かは言葉になんか言い表せない。 どこまでも純粋な人。 思い出してきた。 義経。 義経。 義経。 梶原ED良かったです。 恋愛シュミレーションとして、ゲームとして面白かったかとか そんなこと私にはわからないけど。 一つの義経伝説として。 梶原景時像として。 ありだなって思った。 すごいなって思った。 良いとこ取りだし全然違う解釈もしてたけど 創作なんだし、ありだなって思った。 面白かったし涙した。 「もしもこうあってくれたなら」って部分を描いてくれてた。 たぶん義経は人気者だから義経好きに反感買わないようにとか いろいろ考えたのかなって思うけど。 良い人の梶原がいてもいいなって思った。 お陰様で頼朝がけちょんけちょんで いっそ気持ちよいくらいだったけどね………。 やっぱりね、っていう。 大河ドラマの中井貴一は冷たいだけでない頼朝を描くって 言ってたので期待します。 頼朝を悪役にすると座りがいいんだよねーきっと。 でも違うんだよ。 ね、頼朝。
「次は九郎EDねらっていこうかな…(めっちゃ緊張)」
|