コトバあそび
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おしながき過去、読む?未来、読む?

のびぃ!の世界はReal Paradiseへようこそ!にもあるのね


2002年09月26日(木) 長すぎて管理者に叱られるでぇ(旅日記前編)

朝8時前に起きた。意外にいい目覚め。昨日、帰ってから寝る前に爆睡したから、
思った以上にすっきりとした目覚めだったのね。

朝食を取り、出発の準備をする。ばあちゃんが知らない間に散歩に出かけてしまい、
ばあちゃんが帰ってくるまで、留守番する羽目になった。

ばあちゃんが散歩から戻って、ようやく出発。
近所のファミマでハイカを購入。
ここの店員さん、おでんの味見、手のひらにだしをぶっ掛けてしていたわ。
料理人志望か???

10時過ぎに中国池田から高速に乗る。
一気の加速して、120キロ平均で走行。
中国道って本当に車少ないねえ。名神と比べると思いっきり違うわ。
アップ&ダウン、ライト&レフト、道路は蛇行を繰り返しながら、
車は進むのです。

さて、いったいどう行ったルートで行きましょうかね???
「決めてないのか?」
はい、全然・・・。岡山あたりで適当におりて北上すればいいかな?ってね。
本当に適当な・・・。

結局、美作でおりました。理由なんてないんですよ。
岡山県に入ってから、適当にじゃあ、そろそろかな?って感じに降りたわけです。
本当にここでいいのかな?って思いつつ、たまにだけ看板に「鳥取」って書いてあると
安堵の気持ちで車を走らせているわけです。
ガイドブック持っているのに、全然見ないんですよね。
きっとこれは習性だと思う。あるのに、見ないのね。説明書とか読めない奴ですから。

国道を走りつづけて、鳥取県に突入です!
ところで鳥取のどこに向かうかしら?全然分からないよ・・・。
何より、美作でおりたときからトイレに行きたいのに、コンビニがない!
そりゃあ、全くないわけではないですよ。
ヤマザキショップとやら自宅を改造しただけのコンビニみたいなのもあるけど、
そんなの、60キロ以上出して走っていると、「あっ!」って思った瞬間には通過してるもの。
鳥取県には、ローソンはあるんだけど、セブンイレブンやファミマはないのね。
もちろん?、サンクスやサークルKもないわけだし・・・。
ローソンと、うちの近所じゃ余り見かけないセイコーマートがあるくらいだ。
少しずつ都市部に入るとポプラが見えるようになってきたねえ。
鳥取市街に向けて走っていると看板に「鳥取砂丘」って看板が眼に入る。
何を見るとか何をするとか考えてなかったけど、とりあえず鳥取砂丘に行きましょうか・・・。

天気はどうやら今日のところは曇りだけど、雨にはならないようだね。
砂丘に近づくと、広大な高台のような砂丘が見えてくる。
砂丘の駐車場に車を止め、砂丘に向かって歩き出す。
らくだの置物があって、その横には集合写真を取れるようになっている。
実に日本的だね。さらに砂丘に足を伸ばすと、広大な砂丘が目の前に・・・。
ラクダに一人1800円で乗れるって聞いていたけど、ラクダは直径15メートル程度の円の中を
ぐるりぐるりと歩いているだけだったんだよね。
「これには1800円払いたくないねえ・・・」
結局乗りませんでした。

よく見るとみんなが裸足で歩いているではありませんか!
なんだかうれしくなって靴を脱いで、靴下を脱いで、裸足になりました。
裸足で外を歩くって行ってもそんなのいつ以来?って感じ。
昔は小学校で裸足のマラソンっていうのがあって、毎日、裸足で走っていたけど、
もう何年も裸足で駆けるなんてなかったもの。
本当に粒の細かい砂が僕の足をグイッグイッと呑みこんでいく。
なだらかな砂丘が、さきへ進むと一気に急な坂道になる。
この砂丘の向こうは日本海。日本海の風で砂の大きな丘が出来あがっている。
丘は大きな壁のようになっている。上ろうとすれば上ろうとするほどに、足は砂の中に吸い込まれていく。
でも上りつづける・・・。息が絶え絶えになりそうな気分。運動不足やなあ・・・。

丘の上に上りきると目の前に日本海が見える。
砂丘の上から下を見下ろすと結構な高さがあるものです。
この高さ、上ってきたのか・・・って思うと、かなりなものです。
そこでは、砂丘の丘でできる上昇気流を利用して、パラグライダーをやる人もいる。
なかなかいい景色である。
それにしてもやはり我にかえると思うけど、一人旅をする人って少ないね・・・。
っていうかね、砂丘にいるたくさんの人の中に、一人旅をしているのは、俺だけか???

女の子のグループって結構多いのね。
砂丘と温泉のプランか何かで、きてるのかしら?
「シャッター押してもらえます?」っていわれて、シャッターを押すこと数度。
まあ、人りでぶらぶら歩いている若い兄ちゃん(もう若くないかな?)だったら、デジカメとかでも
任せて大丈夫かな?って感じなんだろうね。やたらと声かけられたよ。
きっと20歳くらいの時ののびぃなら「どこから来たの?」とかいって、仲良くなろうとしていたけど、
今ののびぃにはそんなガッツはどこへやら・・・。
「はい、いきますよぉ〜、パシャッ」
「ありがとうございますぅ〜」
「いえいえ・・・」
で終わりですからね。

砂丘を歩いてかなり足に疲れがグイッときたのびぃは、砂丘を離れ、意味なく(路頭に迷うかのごとく)
鳥取市内に車を向ける。しかし、鳥取市内全部が定休日?って感じ。
その上、鳥取県にきて思うんだけど、どうして?ってくらいに道路工事が多い。
もしかして、鳥取県、道路工事がトレンド?

鳥取市内をさっさと離れ、宿に向かうことにいた。
もともとのんびりとするのが目的で何も決めずに来たし、
ドライブしているだけで十分に楽しんでいるから、それでいいのです。
鳥取市内を離れると何もないような風景が続く。
日本海を右に見ながら、走りつづける。
「三朝温泉」の看板が見えると、それに合わせて海から山に向けて、方向を変える。
一気に山間に入り、こんなところに温泉あるの?って感じさえ感じられる。
しばらく走ると、三朝温泉街に到着。
もともとここを決めた理由は温泉しかなさそうなところだったから。
まあ、案の定、お宿を中心に出来ている感じで、それ以外に余計なものはないもないって感じさえする。

お宿にチェックインする。
入り口には「○○様」って名前が大きく書かれているが、のびぃの苗字も例に漏れず・・・。
しかし、恥ずかしいですね。たった一人なのにね・・・。

部屋に通される。すごいですよ、先生!
たった一人のおっさんのために、10畳間ですよ。
ちゃんと部屋にトイレも風呂もついてるし(今まで泊まった宿のレベル、ばれるね)、
めっちゃいいっすねえ。
とりあえず、温泉にいきましょう!
客は少ないのか?それとも入る時間からか?、お風呂には僕だけです。
のんびりとお風呂に浸かります。
露天もあるんですよね。いい感じ。

お風呂から上がり、食事まで時間があるから、ぶらりと宿の近くを歩いた。
温泉以外の何がこの町になるのか?って思いながら、町を歩きました。
そしたら、ありましたよ。温泉以外の「もの」が!

「特殊温泉」

おっちゃんが一人入り口に座っててね、言うんです。
「兄ちゃん、宿みつかったんかい?」
「ほぇ〜???」
町並みをデジカメに納めていたのびぃは不意をつかれて、きょとんとした。
「どうや、うちなんか?」
おっちゃんの隣を見ると「お一人様 5000円」ってかかれてある。
「オレは18000円やけど、5000円で泊まれる宿もあるのか・・・」

「おい、まてよ!」

ここはもしかして・・・???

そうです、風俗だったんですね。
こんな町にまで・・・。
そういや、「ヌードデラックス」とかいう看板もあったかしら?
温泉にきたおっちゃん連中が酔った勢いでこういったところにいってしまうわけですね。

「ああ、ええよ、今から食事やから」

そういってのびぃは宿に戻ったのです。
食事を頂く時間になりました。
大きな木のテーブルにたくさんのお膳が・・・。
一人だけでテーブルに向かうと、のっているお膳は全部、自分の分でしょ。
こんなに食べるのねえって思うと、なんだかびっくり。

食事を始めた時間が18時30分。
のびぃはその時間から寝る23時まで、お風呂に入る時間以外はずっとテレビ見てました。
しみじみ思うとね、こんなに長い時間、それもゴールデンタイムのテレビを見れるなんていつ以来?
のんびりとテレビを見まくります。
旅館に着いたときと、食後と、寝る前と、今日は3回もお風呂に入っちゃった。
指はまだおじいちゃんにはならないな・・・。
明日は朝早くに起きて、お風呂だね。

平和な夜は早々と更けていったのでした・・・。


私は のびぃ♪

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