新・人体の不思議展&OBP / 結婚セラピー&サザエさん家族&自立!?? - 2002年08月08日(木) この頃何が楽しいかと言うと、気の合うともだちと出かけることである(気の合うともだちが数人、近くにいて時間を共有できる幸せ!!!!)。大人数の飲みやホームパーティーより、最近の気分はこじんまり、ゆっくり、まったりだ。そしてそれぞれに「これが私の生きる道」を歩いてる友人たちを横目でちらちら見ながら、私も歩いてるのよ、と、いささかの緊張感の入り交じった、肩の力の抜けた心地よさを味わうのだ。 てなわけで、今日は友人と梅田のスカイタワーで開催中の、新・人体の不思議展を見に行った。中国からの明代のミイラと、解剖標本で、よく作ったなぁと言うことと、人体のコンパクトさに感心した(前回、4年前にはドイツからの標本の人体の不思議展を同じくスカイタワーで見た記憶があるが、誰と一緒にいったんだったっけ???記憶が薄い。。)。 あと、4ヶ月の胎児って、けっこう大きいのねぇ。。子ども育てたいとか最近連呼ぎみの私ですが(生みたいとか、自分のDNAを残したいと言うこととはイコールではないのですが。小学生の時ぐらいから年下の子どもの面倒を見るのは好きで、子ども好きだと自他共に・・一応・・認めております)生命の発生ってダイナミックだなと思った。 そのあと、スカイタワーのお庭を見たあと、梅田でお茶。内装の雰囲気やメニューはいい感じのお店だったのだけど、BGMが耳を劈くので、同じくうるさいと感じていた友人ともども京橋に移動。 ビジネスマン達と逆行してOBP(大阪ビジネスパーク)に向かい、お目当てのスペイン料理の店を探す。が、ない。うーん。松下電工のビルの中をうろうろして、お蕎麦のお店に。なかなか上品なお出汁でした。そしてこのお店のいいところは、窓から大阪城がばっちり見えるところ!デートなんかにもお勧めざます。夜だったのでライトアップしてきれいでした。このビルまた来るぞ、と思いました(主に社用族向けなり)。楽しいひとときでした。 帰り、お会計で尋ねたらOBPは1985年から開発されたとのこと。バブル期ですな。それ以前は、この都心も空き地だったそうです。 そんなこんなで、最近大阪、結構好きです。 +++++ 朝、NHKのニュースの中で、「結婚に踏み出さない女性達」を取り上げるという主旨で、「少子化・結婚しない女性たち」というのをやっておりました。うーん。確かに今の生活レベルを落としたくない!というパラサイトな人たち、あるいはそうでなくても自分のしたいことはやりたい!という向きにはそうかも知れませんが、少なくとも9割の女性は「いづれは結婚したい」と思っているわけであり、そしてさらに「踏み出さない」という語があてはまる方々もおられましょうが、単純に「出会いがない」というグループも存在するわけで、ニュースのとりあげ方には非常に違和感を感じた。私だって、適当な相手がいれば、即結婚しますよ!うん。とりあえず候補氏との先がなくなったわけであり(それに鬱になりやすい傾向とか、ごたごたで消耗していたことが相まって投薬を受けるはめになっているわけで)、気を取り直して次を探してますよ!、10〜15人お会いして好感を持って下さる方が一人の割合でおられれば上々って覚悟してますよ!ってTVに向かって一人ごちながら、午後会った女友達にこの話をしたら、「踏み出さない」んじゃないという点には同意見だった(ぜったい、ミスマッチがおき過ぎ!労働力のことだって)。 で、番組の中でお小遣いが月20万あるパラサイトシングルの女性達が(そりゃあ、めんどくさい家事はおかーさんにやってもらって、自分は好きなお洋服きて好きなとこ旅行行ってお休みの日には美味しいイタリアン食べて、彼氏ともいいとこ取りオシャレな交際してる方がよほど楽しかろ!)お稽古ごとしてる場面・・・ホームパーティー用のお料理教室・・とか、うつっとりました。その前に、あんたひじき煮とか作れんの?? そのあとは、結婚セラピー講座が写る。自分の結婚観を確立するとかで、コラージュ作成。おいおい。それはそれでいいかもシランが、相手がいなきゃそもそも結婚なんかできないっすよ。 で、TVをみながらあたしはムショウに腹が立ってきた。 ひとをなめんじゃねぇ。 あたしだって、世程デキますっ。よほど自立してますっ。 今のガッコ入るんだって(どうもモノの本によるとその倍は必要らしいが)、ウン百万貯金してましたよ。今大分切りくずしちゃったけど、今だって生活費は自前だい。 パラサイトシングル続けてると、70歳の親が35歳の娘の送り迎えを車でやってたりとかいう、時間が止まった「サザエさん家族」(詳しくはアエラ8月5日号を見られたし)が生じちゃったりするみたいだけど、あたしにはそんなことは事情が許さない(まず親と同居してないし、親だっていつまで生きてるかわかんないじゃんね。ゆえに長期的に親はあてにしない!)。 確かに、あたしは雑誌executiveの紙面を飾るような華麗なキャリアもなければ、女性誌の街頭インタビューに引っ掛かるような美人でもきれい所でもないよ。はたまた、お見合いでどこに出しても恥ずかしくないようなお嬢さん(確かに、そういうお嬢さんも時々存在する)でもないよ。 ひとに甘えたいとか、かまってほしいとか、考え込むとか、嫌いなことから逃避するとか、不器用だとか、欠点もたくさんある。弱って泣いてることだってあるさ。でもさ。そん所そこらのやわな女の子じゃねーよ。なめんナヨ。 ゴミの日に、自分でゴミぐらい出してみろ。 よごれた食器ぐらい、自分で洗ってみろ。 家具の組み立てくらい、自分で釘打ってみろ。 お昼のお弁当ぐらい、自分で作ってみろ。 作る余裕がなかったら、自分で食べるものの栄養管理ぐらいやってみろ! 子どもカワイ〜とか生みたい〜とか言うなら 赤ちゃんのおむつぐらい替えてみろってんだ。 いや、それぐらい基本だからもちろんお出来になりますよね。 じぶんのあしでたってみろってんだ。 100点満点からは程遠く、低空飛行のあたしが言っても説得力ないかもしんないけど、 男ども。 女を見る目ぐらい培いなさい。 ん、そんなものあるって? それはそれは、失礼しましたっ! ++ って書くと、私はひじょーに強い女だという印象を与えるかもしれない。 うん。 実のところ、昨日は電車の窓から見える家々やマンションに泣きました。 ここでファミリーが生活してるんだな、命が生まれて育まれておいて死んでいくんだな、って思ったら涙が出てしまった。 日曜日には、大阪駅で家族連れが一杯いて、どうしていっぱいいるんだろうと思えば、夏というだけでなくて夏休み中だった。友人に、若い妊婦さんや子連れの父親見たら辛い、といったら、不妊治療受けてるひとみたい、っていわれたけど、自分でも精神的に危ないと思った。 ある意味で私は強いけど(多分ね)、いつも強い女であり続けるのもしんどいのです。はい。 何をされても平気そうに見えるかもしれないけど、私だって泣く時はなくし傷つく時は傷付く(同時に人をも傷つけているのだろうけれども)。 そして、それは誰だってそうなんじゃないかな。。 ++ ともあれ、がんばってる「小さな(無名の)大物」の、私が尊敬する女ともだちはいっぱいいます。 そして、私は妙ちきりんでどんくさい変なやつかもしれないけど、 思ってる程、できないわけじゃなく(おこがましいかも知れませんが、意外にマトモかもしれません)、 もうちょっと、自分に誇りを持とうと思います。 いつもがんばれとは言いません(言いたくありません)。がんばるのは達成感はあると同時にしんどいことだし、楽なのは悪いことじゃない。 でも、そんなガンバってるともだちと、そしてつまづきながらも歩いてる私に、エールをおくろうと思います。 -
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