| 2011年02月24日(木) |
西武鉄道の虚偽記載 東京高裁は賠償額を大幅に減額 |
日経(H23.2.24)社会面で、西武鉄道の有価証券報告書の虚偽記載事件により株価下落で損害を受けたとして、株主らが、西武鉄道などに損害賠償を求めた事件で、東京高裁は、計約19億万円の支払いを命じた一審判決を変更し、約5億6000万円と大幅に減額したという記事が載っていた。
裁判所は、「虚偽記載の株価に対する影響は、経済情勢の変動や西武鉄道の企業業績など多数の要因の一部にとどまる」として、損害額を1株につき虚偽記載公表直前の終値1081円の15%として算出したそうである。
株価は、虚偽記載だけでなく多数の要因で決まるというのは、東京高裁の言うとおりである。
ただ、虚偽記載の影響が15%であることの説明はなされていないと思う(判決文を読んだわけではないが、説明のしようがないであろう)。
おそらくどんぶり勘定だろう。
ただ、虚偽記載したことによる株価の影響を厳密に算定することなど無理な話であり、それも仕方ないことである。
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