| 2011年02月08日(火) |
殺人事件で暴力団幹部に無罪 |
日経(H23.2.8)社会面で、暴力団幹部を射殺したとして殺人罪などに問われた事件で、福岡地裁小倉支部は暴力団幹部らに無罪を言い渡したと報じていた。
この事件では、裁判員や親族に危害が加えられる恐れがあるとして、全国で初めて裁判員裁判の対象から除外されたということで注目されていたようである。
その点はともかく、判決では、「被告人の検察官調書は被害者宅の近所の人の証言など客観的な証拠と矛盾している」と指摘している。
しかし、最終的な検察官調書は起訴直前に作成するが、その際、他の証拠と整合性があるように調書を作っていくので、矛盾は生じないはずである(この点が、検察官調書が検察官の作文であると言われるゆえんである。)。
それなのに、検察官調書が他の証拠と矛盾するというのはどういうことなのだろう。
起訴後に新たな証拠が出てきたのか、それとも検察官がうっかりしていたのか。
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