| 2010年03月23日(火) |
市民後見人が伸び悩んでいる |
日経(H22.3.23)社会面で、市民後見人が伸び悩んでいるという記事が載っていた。
認知症などの人の財産管理をする成年後見人は、7割が親族、2割が弁護士か司法書士で、市民後見人は1,2%と非常に少ない。
しかし、市民後見人の必要性は大きいと思う。
市民後見人はほとんど無償である。
後見人を申し立てる必要がある場合でも、後見人の報酬を払う資力がなく、申立できないケースもあるが、市民後見人がいれば、そのような場合でも対応できる。
また、弁護士や司法書士の場合には財産管理が中心になりがちであるが、市民後見人は、被後見人により身近に接することが多い。
それゆえ市民後見人の必要性はあるのだが、前述のように市民後見人は多くない。
記事では、その理由を「養成や運営に手間がかかり、自治体が及び腰である」としていた。
そうであれば、信頼できるNPO法人と自治体が連携し、法人後見人を選任してもらえばいいのではないか。
そうすれば、市民の後見業務を法人がサポートすることが可能になり、自治体の負担も軽減するからである。
いずれにせよ、今後、ますます後見人申し立てが増加することは確実であり、後見人のより一層の充実が望まれる。
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