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吉井和哉コラム - 2006年07月11日(火) 今日更新された吉井和哉のコラムで、 「7月6日と7日の七夕の日は静岡にいた」と書かれていた。 21歳で亡くなられた親友のご両親と弟さんに久しぶりに逢って、その後で 思い出の地を車で巡ったのだと。 「JUST A LITTLE DAY」のメロディが浮かんで来る。 漠然と感じたのは、吉井和哉が今自らのルーツを再確認して噛み締めて、 そっと背中を押して貰いたかったんじゃないかなという事だ。 歌詞作りもリズム録りももマスタリングまで全ての作業をアメリカで 約2ヶ月もの期間を掛けて創り上げたアルバムが完成した事を 生まれ育った故郷に報告して来たのだろうな。 いち早くアルバムを聴いて貰った友人の方が 『吉井和哉の解散(バンドではないが)のアルバムみたいだ』と仰ったという記述に ハッとした。 「吉井和哉の解散アルバム」・・・ 吉井和哉の持てるものを全てつぎ込んだ集大成とも言えるアルバム、 完成点に集束しているようであり、逆に全く新たな旅立ちを感じさせる 起点でもあるような、そういう感触を持った。 『そして今、新しい目標が出来た・・・ もう、迷いはない。 オレは突っ走る』 いやあ、潔い宣言だねえ。どうぞ思う存分走って下さい。 あなたの往く道、見させて貰います!
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