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吉井和哉が戻って来た! - 2006年01月09日(月) 「音楽と人」2月号吉井和哉インタヴューの第一印象だ。 ビジュアルからして5〜6年は軽く時を遡った感じだ。 1999年暮れから2000年初め「聖なる海とサンシャイン」リリース時くらいの 色艶が甦っている。 優しい顔をしているけれど色っぽい。 やっぱり吉井和哉は、こうでなくっちゃ! 良く見ると、このTHE YELLOW MONKEY休止から解散、YOSHII LOVINSONの活動の 時間を重ねた分だけの深みが増して、穏やかさと味わいを深めているのが判る。 ビジュアル面では、近年最高の雑誌フォトだと私は思う。 YOSHII LOVINSONでの活動を『素晴らしいまわり道』と評して 『いろいろやってみて、本当に好きなことが見えてきた』という、 この充実感、そしてアーティスト名を吉井和哉と定めて発表する 「BEAUTIFUL」「HIKARETA」「MY FOORISH HEART」3曲に対する 自信の大きさが本当に晴れやかで、読んでいて本当に嬉しくなって来る。 インタヴュー中で、今回のシングルのジャケットを スコットランドの処刑場で撮っていると吉井は話しているけれど、 「BEAUTIFUL」PVに映っている柵に囲まれた丸い場所が あれは、絞首刑台か斬首刑台の跡なのだろうか。 赤いコートを着た吉井が円形の台の中央に立ち足元を見つめるシーンが あるのだけれど、カメラのレンズに雨雫がついて、とても印象的だった。 「死と再生」あの場所で、YOSHII LOVINSONとして活動していた彼は、 一回死んで、あの門を出て新しい吉井和哉が生まれ歩き出した・・・ そういう風に思えた。
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