◎第８７回全国高校野球千葉大会決勝　２００５年７月２７日（水）１３時
千葉マリンスタジアム　晴
銚子商業　０００　３００　０００　００２＝５
拓大紅陵　１１１　０００　０００　０００＝３
（銚子商は１０年ぶり１２度目の甲子園出場）朝日記事

　今年の夏は、諸事情で時間があったので、球場巡りを兼ねて、あちこち球場を巡ってました。で、今日の決勝は、なぜか有楽町献血ルームのベッドの上で寝ながら見てました。
　全体の印象としては、
・意外に？エール交換とかが（応援来ているところは）しっかりやってる。
・今年の流行曲は、大進撃と、なぜかコパカバーナ。ルパン三世はどこでもやっているが、さすがに「東京ガース！」と叫んでいる高校はなかったような（あ、千葉だから「京葉ガース！」が正しいのか？）。応援についてはこちらの取材コラムも。

　で、ＳｋｙＡで、全国の各地方大会の決勝を流しているのだが、本日（丁度千葉大会決勝をやっている時間帯に）宮城大会の決勝を流していた。ビデオに撮って、今見返している。

◎第８７回全国高校野球宮城大会決勝　２００５年７月２３日（土）１３時
県営宮城球場　晴
東北　　４３１　３０１　３１２＝１８
石巻工　０２０　０００　０００＝　２
（東北は３年連続２０度目の甲子園出場）朝日記事

　この１８−２という点差は、去年の２０−２に次いで、決勝戦では戦後２番目の点差。
　まー、準決勝の東北８−４仙台育英が、事実上の決勝戦だったのかな、という気もするし。とはいえ、東北は第一シード、石巻工は初の決勝進出ではあったが、第三シード。準々決勝では一迫商を、４−３の逆転で破っている。

　で、決勝を見ていて、特に客席の風景で気づいたのだが、
　「両校とも、鳴り物（トランペット類）がない。」（太鼓は使用している）
　別に、フルキャストスタジアム宮城だから、（プロの試合に倣って）鳴り物禁止、というわけではない（実際、蔵王や聖和はブラバン使っているらしい）。東北は、全国に誇るマーチングバンドがあるが、遠征中だったらしいし、石巻工は（コンクールの結果を見る限り）ブラバンがない。
　宮城県の高校野球界が、そういう（控え部員の口ラッパ）文化となって「しまって」いるのである。チームによっては、応援団無視して（エール交換とか含めて）突っ走っているところもあるし。

　応援団の文化自体が衰退している、というのもあるのかも。石巻工は、青のトレーナー？着たリーダーが映ってたね。ここ見る限り、仙台三高は安泰っぽいけど、二高は・・・。

　あとは、敗れた高校の部員が、自分の高校のユニ着て、石巻工の応援に来るという状況。いや、賛否両論あるだろうから、とりあえづ事実だけ書いておくけど。個人的には、（自分の高校ユニ着て来るというのは）あまり好きになれない。
　ちなみに、千葉テレビの高校野球ダイジェストで、スタジオに千羽鶴とかユニ持ってくる学校があって、２ｃｈの千葉スレでそれはいかがなものか、という議論にはなっていたけど。

　あと、ネットで叩かれていたこととして、「死球に対する東北高からのブーイング」なんてのがあったが・・・見ている限りは気づかなかった。

　まー、第三者（しかも県外在住の）が何を言っても仕方がないんだけどね。

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　というわけで、銚子商、東北高の甲子園での健闘に期待。特に東北高は、去年（ダルビッシュ擁した年）と何かと比較されるだろうけど。実際、去年と比べると落ちるだろうし。