山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
日記一覧前の日へ次の日へ


2003年10月28日(火) 【写真付】パンにソース

火曜日の朝は5時半に定例の採血があり、これで今日は一つ仕事(?)をした気分になる。何にも無い日に比べれば気分的によろしい。でもあとは何にも無い。飲み薬がまた一週間分追加された。持ってきた看護婦は
「お薬は余っていませんか?」
なんという質問だ。とは思うが、実は昼の分が1回分余っている。いつかどこかで飲み忘れたんだろう。

朝食後、1階の売店で文庫本を3冊購入した。ベッドで横になったときに読む本が欲しかったためだ。単行本はさまざまあるのだが、寝たまま読むには重くて、長時間はつらい。やはり文庫本だろう。なかでも一冊は「なかにし礼」の「「長崎ぶらぶら節」である。テレビドラマで何回か放送したようだが、今日は原作を読んでみたい気分になったのだ。

山田屋まんじゅう夕食後、都市政策室の石黒さんが激励に来てくださった。ちょうど石黒さんからいただいたカスピ海ヨーグルトに大麦若葉を混ぜているところだった。そして石黒家でマイブームになっているという、「山田屋まんじゅう」を差し入れてくださった。慶應三年愛媛県の創業で、たった一種類のまんじゅうを作り続けているという、名前も山田屋まんじゅう。薄い皮に品の良い漉し餡がつまっている。おいしいまんじゅうであった。

会話は途中で労災病院の食事のことになる。
「労災のめしは美味くねべ。」
その通りである。味付けがちょっと変なんじゃないかとさえ思うことがある。薄味を通り越して、全く味付けをしていないのではないかと思うことがあるのだ。そしてもう一つ、驚くべきことがる。朝食にパンを選択している人には食パンが2枚出るのだが、これに何が付いてくると思うだろうか。バターでもマーガリンでもジャムでもない。マヨネーズやケチャップでもない。それは刺身のしょうゆ受けのような小さな器にソースが入ってくるのである。「このソースはなにに付けるんだろう?」と悩んでいる若者がいた。みんなで悩むと思う。これって狂ってるんじゃないの?ここの栄養士さん、自宅ではパンにソースをつけて食べているのか。


yama |MAILHomePage