山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年10月21日(火) 【写真付】大麦若葉の食し方

今朝のラジオ深夜便4時台の心の時代は、先ごろ読んだ「我吾子哀し」の作者青山光二氏のインタビューだった。90歳にして第29回川端康成文学賞をこの作品で受賞している。アルツハイマー性痴呆症の愛妻の介護をモデルにしたストーリーで、本当に飾らない妻への愛情を感じさせた。インタビューでもその人柄が表れていて、90歳にしてこのような若々しい文章が書けるというのは素晴らしいという印象を持った。

小渡さんがくださった「大麦若葉」とカスピ海ヨーグルトと梅ジャム。左側が素材をあわせた直後。右側が攪拌後。ダマにならず均質に混じっている。一昨日小渡さんから頂戴した「大麦若葉」のおいしい食べ方を開発した。開発といっては大げさかもしれないが、その日に水で溶いて飲もうとしたら、ダマになったりしてあまりうまくいきそうでないし、名前は「大麦若葉」と新鮮だがやはり青汁であり飲みにくい。ネット検索してみたら、ヨーグルトやジャムを混ぜるという方法が紹介されていた。そこで普段飲んでいるカスピ海ヨーグルトに混ぜてみることにした。カスピ海ヨーグルトはもともとすっぱさがなくてヨーグルトみたいではないため、自家製のイチゴジャムや梅ジャムを混ぜて食べていた。その中に大麦若葉を入れてみたのである。
カスピ海ヨーグルト…適量
梅ジャム…ティースプーン1
大麦若葉…ティースプーン1
以上を混ぜると写真のごとくダマにならずにきれいに混じった。味も梅ジャムとの相性がよろしい。今すっかりはまっている。

午後、妻が居ないときに妻を妻の同級生が見舞ってくれた。ちょうど妻が妻の実家に戻っていたときに、小中高と同級生を貫いているという藤原京子さんが訪ねてくださった。ご主人が確か松川の地熱発電所に勤務されていたことがあるということから、名前に聞き覚えがあった。10分ほどお話を伺っているところへ妻が戻ってきた。硬い握手をしながら話が弾む。彼女のご主人もこの夏闘病生活を送ったのだそうだが、既に社会復帰を果たしている。こちらもがんばらなければ、しかしあせらずに。

夕食時に政策推進室の山本さんがいろいろな書類を届けてくださった。室の様子を聞くと本当に忙しそうだ。そんな中わざわざ来てくれるのだから頭が下がる。うれしかった。彼女が帰ってから涙が出てきた。


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