徒然なる日々。
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2002年04月12日(金) 最高!

十二国記最高!(爆笑)

や〜…面白いです(笑)。前の日記書いてたときにあった、高校時代のわだかまりはどこへいったの…。
昨日から読み出しました。うっかり徹夜して、今まだ4冊しか読めてませんが。

テレビでやってる「月の影 影の海」は読み終わりました。
上巻でいっぱい泣きました。感動したんじゃなくて、主人公の豪快な絶望っぷりに。おこちゃまが見るだろうテレビアニメでアレするんですか?下手にやるとトラウマ残しますよ?(笑)
まぁ、原作でなかった話がアニメでありましたから、なんか違うっぽいですけどね。アニメはアニメで楽しもうと思います。いいかげん、原作と違うじゃない!って怒るほど、物事のコトワリがわからないコドモではないので。

上巻の暗黒ぶりに慣れてしまっていたので、下巻後半の明るさの対比に一瞬ついていけませんでしたが、楽俊(ラクシュン)ってキャラクターがgooだったので、もうその後は後半のみ何度も読み返し。ルァヴ(ラブ)vvいい男だー!
主人公の強くなっていく様が本当にすばらしい。
ファンタジー小説書くってこういうことだよなーって思いました。うん。いや、月の〜は、ファンタジーというより英雄物語だと思いましたが。
第二シリーズも主人公が可愛くてねぇ。でも第一シリーズで不穏なこと言われてた二人だったにゃー…。

なんていうんでしょう。まだ第二シリーズ(タイトルが似たり寄ったりで憶えられん←本当に楽しいと思っているのか疑問の残る言い様)の上下巻読みおわったところなのでなんともいえませんが、水戸黄門と同じかなーと思います。

定石にのったありふれた日常から、胸躍る事件が起こり、胸の潰れるような事が起こる。最後に全てが解決し、次話への布石以外の何一つわだかまりも残さず幸せに終わる。この流れで、読者の及びもつかない細かい設定や、定石以上の楽しさ、何よりも愛すべき作りこまれたキャラクター。

恐らくシリーズ全体のネームを考えたうえで、細かく時代を切って、全体でいくつの話を書くかまで決めて書いてるんだろうなーとか思います。なんか計算し尽くされてる感じ。私は思いついたまま話を考える方なので、絶対にこんな話かけないと思いますよ。

うん。コレは私高校の頃読まなくてよかったんだと思います。多少なりとも小説の書き方というか、成り立ちを理解した上でゆっくり、それでいて万札握り締めて本屋で全巻買い揃えて一気読みという大人技の合わせで読めるんだからいいと思う(笑)


昨日マルイのバーゲン行った帰りに4冊買って、今日間接的な知り合いのライブへの行きがけに残り7冊全部買ってきました。最近はそんな生活。

そういえば久しぶりですよ、寝るの忘れて本読んだの。桜井京介シリーズ以来ですね。やっぱり本読むの楽しいなあ。探偵モノか、ファンタジーばっかりだけどー。っつってもただのファンタジーはあんまり興味ないので読まないけどね。
なんか私は現実味のない話のほうがのめりこむタイプのようです。
好きだけどねー、キャラでもありえない美形とか。ありえない完璧人間とか。ありえないかわいらしさとか。
現実はうんざりです。←余計なひとこと…(笑)


マサキ