たわごと うわごと ひとりごと。

2006年05月25日(木) 今日は早く寝よう。

何だかんだで、毎日日記に表れている管理人です。こんばんは。

昨日の夜は、キャッツ観て来たんですよ、劇団四季の。
一幕ではまだあの独特な場面の進み方に乗れなくて、期待が大きすぎたな…とか思ってたのですが、二幕になったら一匹一匹のキャラクターに愛着も沸いてきて、何か不思議なあの世界に引き込まれてしまったのでした。
そして、最後の昔娼婦だったボロボロになって年老いて落ちぶれたグリザベラの歌う『メモリー』で泣いちまった。
胸が締め付けられるような、魂の叫びだった。
あまりに崇高で清らかなメモリーでさ、コムちゃんの退団発表があって精神的にダメージ受けててズルズルに疲れ果ててた身にも心にもスーッと染み込んで浄化された気がしました。
もう半年も前にチケットとっておいたんだけど、このタイミングで見に行けて本当に良かったです。

そして、帰ってきたら何故かエリザベートが観たくなってさ、夜中宙のエリザベートのビデオを久々にひっぱりだしてきて観てました。
そのメンツの2番手以下が、タカコさん、ワタさん、コムちゃんと続き、まさに今、立て続けに辞めようとしてる人たちなんですよね。
私はズンコ率いる宙組が大好きだったので、その頃の宙を作り上げてきた人が今皆いなくなろうとしてると思うと、何だかとても寂しくなりました。

それにしても、退団は自分でも驚くほど、全身にショックを受けはしましたが(頭フワフワ、おばあちゃんが背中に乗ってるんじゃないかと言うくらい体は激重になるし、何か行動しようとしても思うように動けない(お風呂入るまでに1時間かかったわよ)など)、次の日には割りとスッとしてたのは、やはり、この退団に対して全く悔いがないからなんだと思います。
そりゃね、もっと観たいのは当たり前だし、それ言ったらキリがないですよ。
でも、大劇場作品だけで次回作いれて7作もしてるんですよ(今指折り数えて驚きました)。これ以上何を望めと。
本当に平和で平和すぎる退団だからもう何だか納得しちゃったんですよストンと。

あさって、急に宙を観れることになりました。
ここんちも、トップコンビのサヨナラなんですよね。
この二人も、ズンコ時代に一緒に宙を作り上げてきた人たちで、全然観なくなってしまったけど、他人事には出来ない思い入れのある人たちなんだよな。それに、この二人のサヨナラとコムちゃんのサヨナラが重なって見えそうで、観たらちょっと重くなりそうな気がします。
退団ってそりゃいつか必ず来るものだけど、今の気分は他組にしろ雪組にしろサヨナラ公演じゃなくて、ただ単純に楽しめるフツーの公演が観たいです。
でも、サヨナラ公演は待ってくれないからな…明後日は目に焼き付けてきます。

そして、メールの返事は明日からぽちぽちさせて頂きます。


 < 過去  INDEX  未来 >


エダマメ