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2005年02月02日(水)
浮気を疑われないための、携帯電話の掟。

『週刊プレイボーイ・2005年2月15日号』(集英社)の記事「宮藤官九郎のビガパン!」より。

(宮藤官九郎さんとタレント・和希沙也(かずき・さや)さんの対談記事の一部です。和希さんに「男の浮気を見抜く超能力がある」という話題)

【和希:まず態度でわかるの。一緒にいる時に電話に出ないとか、携帯をバイブにしてるとか。

宮藤:そ、そんなことでえ!?

和希:あと、携帯をテーブルに置かずポケットに入れてるとかね。一番怪しいね。

宮藤:うわあ、鋭い!携帯をテーブルに置いて丸腰だということをアピールしなきゃいけないんだ。

和希:あと、電話鳴ったときのリアクション。やましい男は鳴っただけでビクっとする。

宮藤:見られてる!え〜ん、怖いよぉ〜。(悪寒)

和希:あと、反対向けて置くの。番号表示が下になるように。

宮藤:上向いてると誰からかかってきたかわかっちゃうもんね…。

和希:で、わざとらしく話題変えちゃうの。「そういえば」とか言って。

宮藤:100パーセント怪しい!それは官太でもわかるぞ!

和希:それで「鳴ってるよ」って言っても出ないともうアウト!ちょっとでも携帯開くのに躊躇したら即アウト!

宮藤:それは…せっかく彼女とふたりきりなんだから、関係ない電話には出ないっていう優しさじゃ…。

和希:そんなの優しさじゃないっ!(キッパリ)

宮藤:ごめんなさい!(土下座)

和希:あと、トイレに立つ時に携帯持っていくとか、完全に怪しい。(疑)

宮藤:そっか、見られちゃマズイって言ってるようなものですもんね。

和希:ていうか、たいていの女はまず見ないから、携帯なんか。浮気してる人ぉ〜!置いてったほうが安全ですよぉ〜。(ニヤリ)】

〜〜〜〜〜〜〜

 一緒にいるときの携帯電話の扱いひとつにしても、これだけ「見られている」わけですね。
 僕は仕事上の都合と、あの「着メロ」というのがどうも馴染めないため、目覚まし代わりに使うとき以外は、日頃からほとんど携帯はバイブなのですが、それってやっぱり「怪しい」のでしょうか。彼女と一緒のときに電話に出るのは、なんとなくマナー違反のような気がするので、電話が鳴っても放置することも多いです。忘れてしまうのが怖いのでテーブルの上に放置することはほとんどないし、トイレに行くときは退屈しのぎに持って行くことも多いです。もしかしたら僕は、「和希沙也理論」によると、怪しさ大爆発の人、なのかもしれません。いやほんと、そんな事実はないんですけど…

 しかし、この「和希沙也理論」によると、浮気していないことをパートナーに証明するには、かなり開けっぴろげというか、プライバシー全開にしないといけない、ということになりますよね。1本の電話に出るだけでも、かなり緊張しそうです。出たら出たで、「誰から?」なんて聞かれるし、出なかったら出なかったで、「何で出ないの?」だし、電源を切っていたり、持っていなかったら、それはそれで疑わしい気もします。「身に覚えがなければいいんじゃない?」と言いたいところですが、「(浮気相手ではない)異性の友達からの電話」なんていうのは、どうしようか悩む場合もありますよね。そういうのって、単なる「自意識過剰」であって、普通に堂々と出たほうがかえって良いんでしょうけど、目の前で電話が鳴っていると、ついつい考えすぎているうちに切れてしまうし。

 そういうふうに考えると、携帯電話は浮気に便利なのかどうかというのは、ちょっと微妙なところですよね。いつでも連絡が取れるというのは、それはそれで難しいところもあるみたい。

 それにしても、「たいていの女は、携帯なんかまず見ない」って、本当なんですか?ひょっとして、この発言こそが和希さんの最大のワナ…?