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2003年03月23日(日)
「ギネスブックに挑戦!」するための意外な壁。


「ファミコン通信・4月4日号」(エンターブレイン)より抜粋。

(特集記事「意外と知らない!?ギネスブックのあれこれ」より、ジャパン・ギネス・サービス代表の清水流美さんのインタビュー記事から)

【(インタビュアー)ギネス社から記録やルールを取り寄せるためには、どのような手続きを取ればよいのですか?

 清水「ギネス社のホームページから直接申し込むこともできますが、すべて英語で書かないといけないし、手続き上記載ミスがあると取り寄せることができません。ただ、すぐに届くというわけでなく、4週間ほどで届くことになっているのですが、私が知っている限りでは、取り寄せるのに1年かかったという例もあります。

(インタビュアー)4週間のはずが1年も!?

 清水「ギネス社も忙しいですから。」

〜〜〜〜〜〜〜

 いや、いくら忙しいからって、1年はあんまりだと思うのですが。
 いくら挑戦しようとして準備をすすめていても、1年たったら、どうなってるかわからないし。
 僕が子供のころは「ギネスに挑戦!」というのがやたらと流行っていて、例えば牛乳の早飲みをするときとか、大勢で長縄跳びをするときなどには必ずみんなで「ギネスに挑戦!」とか言ってたものです。
 でも、この記事を読んでいると、既存の記録でもルールがキッチリ決まっていて、それに則って挑戦せねばならず、先に挑戦する意志を表明してからではないと認められないそうです。偶然の達成ではダメ、と。
新規の記録でも煩雑な書類や証拠・証人などの条件があり、実際に認定されるのは非常に難しいみたいです。
 まあ、もともと「世界一」を認定するものですから、記録を作ることそのものも難しいのですが、それを認定してもらうのが難しいみたいです。
 とくに日本人にとっては、英語の書類(しかも、複雑で、記載ミスが許されない、その上、ヘタすると取り寄せるのに1年もかかる!)というのは、かなり厚い壁だと思います。
 ちなみに清水さんの会社では申請代行サービスをされていて、その手数料は20〜50万円だそうです。まあ、それでギネスに載れるんだったら、安いもの!かなあ…

 実は、ギネスに挑戦するのは、舞台裏も大変ってことなんですね。
 
 そうそう、どういう記録が認定されやすいの?との設問には
「とにかくスケールが大きいほうが有利」だそうです。
 う〜ん、やっぱり自分独りで有名になろうと思ってやるには厳しい!