ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2005年09月22日(木) セブンソード

監督:ツイ・ハーク
出演:レオン・ライ
    ドニー・イェン
    チャーリー・ヤン、他
オススメ度:☆☆−


【あらすじ】
時は1600年代中国。清王朝が建国され、新政府は反乱分子を鎮圧しようと「武禁令」を発布。本来は武術に長けた者を制圧するハズが、賞金稼ぎ目当てに冷酷無比な制圧軍によって手当たり次第に老人から子供まで皆殺しにされていた。かつて処刑人だった傅青主は自らの行為を悔い、村を守るために遠方の神秘の山“天山”の大使に助けを求めた。そしてそれぞれ異なる力を持つ7つの剣を授けられた7人の剣士が生まれたのだ。


【感想】
『HERO』も、『LOVERS』も、この作品の登場を待つための壮大なプロローグに過ぎなかった・・・と公式サイトの謳い文句も気の利いた、本国中国では今年度の興行記録を塗り替え破格の大ヒットとなった作品。
当然ですが上記のキャッチコピーを見たぴよは「チャン・イーモウ武侠シリーズ3部作完結編なんだぁ♪」と喜び勇んで、期待に胸を躍らせながら見に行きましたわネ♪

・・・アレ?監督が違うぢゃん。
コレって別に「3部作」って訳ぢゃなかったのかよ、と軽くイヤ〜な予感に襲われつつ(^-^;


まず先に言い訳しますとネ、(←こーいう書き出しの時は後にロクな事書かない。苦笑)
ぴよはかなりの「鳥目」なんですよ。HNは鳥目から来てる・・・という訳でもないけど、本当に鳥目なんです。
しかも本当に鳥目なので(←しつこい)、薄暗くなると殆ど光ってるモノ以外見えなくなるんですわ。

と、いう訳で・・・

何やってんだかさっぱり見えませんでした(涙)

とにかく画面が暗い。そして登場人物が多い。
更にどいつもこいつも似たり寄ったりのコ汚い格好してるから見分けが付かず、会話中に名前が出て来てもそれが誰の事を言ってるのかさーっぱり見当も付かずに「あー。人が死んで行くぅ〜」と画面をボーッと眺める事2時間半超え。

こりゃー何かの修行ですかね?(^-^;

とりあえず見分けが付いたのはドニー・イェン(←だって好きだから♪)と、7人の剣士の中で紅一点だったから判り易かったチャーリー・ヤンの2人だけだよ。
悪者も判るよ。こりゃー流石に判るよ。って、いいもんと悪もんの区別も付かなかったら話になんねーし(笑)

とにかく7人も登場人物がいるのにどのキャラクターも際立つモノがなくて、誰が何なんだかさっぱり判らなかったというのは余りに痛い。
言い換えれば「7人それぞれにスポットを当てた」という事のなのかもしれないけれど、話の筋を追うのに忙しいのか?キャラクターの肉付けが余りに弱すぎて観客にアピールするモノが何もないんですよ。

そこへ加えて「内通者」なんていう隠し玉が登場して来ちゃうから、話を追わなきゃいけないはキャラと名前が一致しないはで忙しいったらありゃしない!(苦笑)
もっと言っちゃうと、内通者が誰だか判った段階で「この人って何やってた人だったっけ?」てな状態ですもの。
キャラは覚えてないけど何となく顔は見覚えがある・・・これぢゃー全然「えぇ!この人がまさか!!」という驚きもなければ意外性も感じないので、面白いわきゃーないんですヨ。

クライマックスのドニー・イェン様のアクションはとてもステキでしたー♪
でも他の殺戮アクションシーンはダメですなぁ(きっぱり)・・・だって真っ暗な画面で何かのアップが切れ切れにパパッと写るだけで、何やってんだかさーっぱり見えなかったんですもの。(^-^;

少なくとも鳥目じゃなくて、そして聞き馴染みのない中国人の名前を1度見ただけで瞬時に記憶し、それがどのキャラクターの名前でどこの出身でどういう過去を持ち、更にはどういう剣を操る役回りの人物なのかを即座に繋げて記憶が出来るという聡明な方なら、きっとこの壮大な大陸アクション作品を楽しむ事が出来るでしょう。
ぴよのよーな「鳥目のアホ」には全く着いて行けませんでした(涙)

・・・でも、「HERO」「LOVERS」と3部作なんだ!と誤解させるよーなキャッチコピーはいかんだろ(ぼそ)







 ↑
クリックすると文字が変わる投票ボタン
姑息な手ですが、映画感想が気に入ってもらえたら
ポチ☆と押してやってください(^_^;)


My追加





 < 前の作品  INDEX  あいうえお順INDEX  次の作品 >


ぴよ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加